海外旅行に気軽に行ける時代がいつ来るかわかりませんが、そんな時代でも航空会社のマイルを先取りしてためておくことはできます。

マイルを交換する前のポイントの状態で、大きくためておくのがおすすめです。

いつでも方針が切り替えられ比較的安心です。

この記事では制限を設けた中で、いかに効率的にJALおよびANAのマイルをためられるかを考えます。

年会費無料でマイルをそこそこためる

年会費無料でマイルをためる意味

とにかくマイルを大きくためたいのなら、年会費の高い専用カード(JALカード、ANAカード)をフル活用するほうが効率的です。

グレードも高いカードにすると、ボーナスも増え、さらにためる効率が上がります。

高い年会費を先行投資として考えるのが、本来論です。

ただ、先行きの見えない時代においては、費用を掛けずリターンを最大化することも考えていいでしょう。

マイル獲得の考え方

年会費無料で多くのマイルをためる際に、押さえるべき内容を見てみます。

1.0%以上の高い還元率でクレジットカードのポイントをためる

失効しない(しにくい)ポイントでためる

・ ポイントからまとめてJAL、ANAのマイルに替える

・ 交換の際の交換レートが「1:0.5」以上

・ 交換の際に移行手数料が掛からない

移行の際のポイント上限がない(または高い)

実例(エポスポイント→マイル交換)

すべてを解決する、わかりやすい実例があります。

・ エポスゴールドカードで年間100万円利用する(ボーナスにより還元率1.5%

・ ゴールド以上の場合、エポスポイントに有効期限がない

・ 移行上限と以降手数料なく、まとめてポイントをマイルに替えられる

・ エポスポイントからANAマイルへの交換率が1:0.6(マイル還元率0.9%)

・ エポスポイントからJALマイルへの交換率が1:0.5(マイル還元率0.75%)

≪画像元:エポスカード

マイル交換前のポイント還元率は、「ファミリーボーナス」「えらべるポイントアップショップ」等の活用でさらに上がります。

「JALへのマイル交換率」以外の要素はすべて、ゴールド以上限定の特典です。

エポスプラチナにするとさらに多くのポイントがたまりますが、エポスゴールドは年会費無料で使える点がメリットなのです。

注意したいのは年間100万円を超えて使い続けても、それ以上還元率は上がらない(ボーナスが打ち止めになるため、トータルで下がっていく)ことです。

それでもなお、年会費の高いマイル専用カードに負けない実力といえます。特にANAへの交換率が優遇されているのは大きなメリットです。

【関連記事】:年会費無料でマイル高還元率「エポスゴールドカード」 陸マイラーに大きなメリット

マイル還元率は0.5%以上で

ポイント還元率と同様、「マイル還元率」という数字があります。

ポイント還元率の場合は、1.0%以上欲しいところです。

マイル還元率については、年会費が発生しない前提なら0.5%あれば及第点でしょう。

1.0%のポイントを、「1:0.5」の交換率でマイルに替えるとこの数字となります。

マイルを1マイルにつき2円で使えれば損しませんし、3円以上で使えれば明らかに得をします。

ところでマイル還元率は、0.25%程度となるケースもざらにあります

さすがにこのようなカードでのマイル獲得は考え物です。

有効期限の長いポイントを活用

マイルに替えてしまうとおおむね3年で失効してしまうので、ポイントの時点で長く持っておくのが賢いマイル獲得方法です。

このためには、有効期限の長いポイントを持つ必要があります。

前述のエポスポイントなど、ゴールド会員なら無期限で持てるのが大きなメリットなわけです。

有効期限が長いのが、共通ポイントです。

dポイントは4年で失効しますが、Tポイント、Ponta、楽天ポイントはため続けている限り失効しません(使わなくなってから1年で失効)。

マイル交換率も高くて良いのは、次のポイントです。

いずれも移行手数料はありません。

ANAマイルへ交換

・ Tポイント・・・交換率1:0.5(移行上限なし)

・ 楽天ポイント・・・交換率1:0.5(月2万ポイントの移行上限あり

・ セゾン永久不滅ポイント・・・交換率1:0.6(移行上限なし)

JALマイルへ交換

・ Ponta・・・交換率1:0.5(移行上限なし)

・ dポイント・・・交換率1:0.5(月4万ポイントの移行上限あり

これらのポイントをためると良いでしょう。

直接共通ポイントがたまるカードや、等価で移行できるカードがあります。

いずれの場合も、クレジットカードの共通ポイント還元率について、1.0%欲しいところです。

さもないと、マイル還元率0.5%以上になりません。

年会費無料でマイル還元率0.5%以上の例

最後にマイル獲得の実例を、エポスゴールド以外に挙げてみます。

年会費無料でマイル還元率0.5%以上

TカードPrime

TカードPrimeは実質年会費無料、還元率1.0%のカードです。

Tポイントを高還元率でためて、そのまま持っておくとANAマイル還元率0.5%となります。

Tポイントが1.0%以上でたまるカードは、他にもあります。

・ TカードプラスPremium

・ マジカルクラブTカードJCB(月間3万円以上利用のこと)

SAISON GOLD Premium

セゾンの新しいゴールドカードカードで、年間100万円使うと年会費永年無料となります。

年間50万円の利用で、ボーナスポイントを含めポイント還元率1.0%です。

永久不滅ポイントがたまり、これをANAへ移行するとマイル還元率0.6%です。

エポスゴールドカードと併用すると、互いに高い還元率が維持できていいでしょう。

リクルートカード

リクルートカードには

・ JCBカード発行のJCBブランドと、

・ 三菱UFJニコス発行のVISA、Mastercardブランド

とがあります。

どちらでも、還元率1.2%でリクルートポイントがたまり、これをPontaまたはdポイントに等価で移行できます。

Pontaに交換すると、マイル還元率0.6%となります。

年会費無料のカードでは貴重な数字です。

年会費無料でも工夫によってマイルは大きくたまる

年会費無料、その他の制限のある中でどうやってマイルをためるかについて解説しました。

マイル交換は想定しつつ、決めつけないで「マイルその他」に使えばいいという気楽な点もメリットです。

リスクを抑えたポイントライフを楽しんでください。(執筆者:沼島 まさし)