三が日が過ぎると、「年賀状が余った」「餅が残った」と悩みます。
多めに買っておいた年賀状や書き損じた年賀状、食べきれずに余ってしまった餅は、しっかり活用して無駄なくすっきりさせちゃいましょう。
今回は、余った「年賀状」「餅」を無駄なく使い切る方法を紹介します。
目次
余った年賀はがきの活用法4つ
余った年賀はがきは、使い勝手がいい商品に交換したり支援活動に役立てたりできます。
余った年賀はがきを無駄なく使い切る方法は、以下の通りです。
(1) 2023年お年玉付き年賀はがきは抽選日まで保管
お年玉付き年賀はがきの抽選日は、1月15日(日)です。まずは、お年玉賞品の抽選番号をチェックしましょう。
2023年お年玉賞品内容は、下記の通りです。
1等(100万本に1本) | 下記のいずれか ・現金30万円 ・電子マネーギフト31万円分 ・現金20万円+2022年発行特殊切手集 |
2等(1万本に1本) | ふるさと小包など |
3等(100本に3本) | お年玉切手シート |
(参照:日本郵便株式会社「お年玉賞品のご案内」/https://www.post.japanpost.jp/event/otoshidama2023/)
お年玉商品内容は、2022年度とほぼ同じラインナップとなっています。ふるさと小包は、食品・キッチン用品・ヘルスケア用品などから商品を選べます。
(2) 郵便局で切手やはがきに交換してもらう
年賀はがきは、普通切手・その他の郵便はがき・郵便書留・レターパック封筒などの特定封筒に交換が可能です。ただし、交換手数料が年賀はがき1枚につき5円の手数料がかかります。
2023年4月1日以降は、1回あたりの交換枚数が100枚を超える場合、1枚あたり10円の手数料となります。枚数や交換のタイミングに注意しましょう。
また、近親者の服喪により準備していた年賀状を利用しなかった場合は、販売期間終了日(2023年用は1月10日まで販売)までであれば無料で通常切手類と交換してもらえます。
(3) 懸賞はがきとして使う
切手やはがきなどに交換すると手数料や郵便局に行く手間がかかりますが、懸賞ハガキとして使えば切手要らずでそのまま投函できます。
年賀はがきの受付期間が終了していれば、「年賀」の文字を隠さなくても問題なく届きますが、気になる人はシールや二重線で消しておきましょう。
家族の名前も入っている場合は、応募者が明確になるように家族の名前をシールなどで隠しましょう。
(4) 寄付できる団体を探す
余った年賀はがきは、回収している団体に送ることで寄付品として使われます。
年賀はがき10枚で「ポリオワクチン20人分」「子どもたちが使う座布団1枚」「活動の通信費」など、回収された年賀はがきはさまざまな支援活動に活かされます。
寄付を考えている場合は、「年賀はがき 寄付」で検索して回収している団体を探してみましょう。
送り方や宛先は、各種団体のホームページから確認が必要です。
余った餅の活用法2つ
余った餅は、正しく保存してリメイクしながら食べきるか、必要とする団体へ寄付することで無駄を防げます。
余った餅の主な活用法は、以下の通りです。
活用法1:リメイク料理で食べきる
餅のアレンジ料理には、餅ピザ・餅ベーコン・おかき・チョコ大福などさまざまあります。
レシピサイトなどでアレンジアイディアや作り方をチェックして、おいしく食べきりましょう。
半分に切った油揚げに餅を入れて口をつまようじやピックなどでとめておでんの具材にしたり、適当な大きさに切った餅とお好みの具材・調味料を加えてモチモチおこわを作ったりするのもおすすめです。
餅の保存期間は、保存方法によって異なります。
冷蔵庫で保存する場合は約1週間、冷凍庫で保存する場合は約1~2か月が目安です。
手間がかかりますが、水に浸けて保存する方法の場合は約1か月保存できます。
活用法2:フードドライブに提供する
アレンジしても食べきれない場合は、フードドライブに提供するのも1つの方法です。
フードドライブとは、家庭で余っている食品を集めて必要としている団体に寄付する活動です。
以前は回収場所が限られていましたが、最近ではイトーヨーカドーや無印良品など身近なところにも回収場所が設けられています。
≪画像元:新宿区≫
フードドライブには、餅だけでなくレトルト食品・飲料・お菓子・調味料なども提供可能です。
ただし、下記の食品は受付できません。
・ 賞味期限が2か月を切っているもの
・ 開封されたもの
・ 生鮮食品
・ 冷凍または冷蔵保存のもの
・ アルコール
詳しくは、各自治体のフードドライブ実施情報を参考にしてください。
正月明けに余っているものは無駄なくすっきり使い切ろう
余った年賀状や餅は、活用次第で無駄なく使い切ったり誰かの役に立てたりします。
「いつか」「そのうちに」と後回しにすると、うまく活用できずに無駄になることもあるため、早めに使い切ったり手放したりしてすっきりさせましょう。(執筆者: 成田 ミキ)