カルディのラ・プレッツィオーザのトマト缶は、コスパが優れた人気商品です。
しかしトマト缶のレシピは煮込み料理が多く、レシピの種類が少ないことが悩みの種かもしれません。
今回は、セールになると84円という驚きの価格になるトマト缶を使った節約レシピを、パスタソースからおかず、スープとデザートまで4つ紹介します。
目次
1. トマトのフレッシュ感がおいしい「トマトクリームソース」
カルディのトマト缶に使われているトマトは、サンマルツァーノという品種です。
ゼリー部分が少なく、果肉がしっかりとしているのが特徴です。
そのため、加熱されても果肉がしっかりと残っています。
カルディでは、
- 湯むきされたトマトが丸のまま入ったホールトマト缶と、
- 小さくカットされたダイストマト缶
の2種類があります。
- トマトのフレッシュ感を求めるならばホールトマト缶、
- 酸味が苦手ならばダイストマト缶
がおすすめです。
トマトソースは、トマト缶レシピの定番です。
今回は、トマトソースにクリーム感をプラスして、コクのあるトマトクリームソースのレシピを紹介します。
材料2人分
- トマト缶1つ
- にんにく少々
- 玉ねぎ50g
- チーズ50g
冷蔵庫の中にあるもので簡単にできる節約レシピです。
チーズは、クリームチーズを使うとクリーム感が強くなりますが、なければスライスチーズや粉チーズでも代用できます。
作り方
にんにくをオリーブオイルで炒めたら、みじん切りにした玉ねぎを加えます。
続けてトマト缶を入れて、水150mlを入れて加熱します。
玉ねぎが柔らかくなったら、チーズを入れてしっかりと溶かし混ぜます。
味見をして、塩分が足りなければ塩を入れて、味を調えます。
トマトクリームソースは、パスタにかけるだけでなく、朝食のトーストにのせたり、ウインナーに添えたりしてもおいしいです。
2. マンネリ打破「トマト缶入り麻婆豆腐」
カルディのダイストマト缶は、他のメーカーと違い、カットされたトマトの形がしっかりと残っています。
長めに煮込んでもペースト状にはならず、具材としての役割を果たせます。
麻婆豆腐は、ご飯にかければマーボー丼になる節約レシピです。
しかし、レトルトの麻婆豆腐の素を毎回使っていると味がマンネリ化してしまいます。
そこでおすすめのレシピが、トマト缶入り麻婆豆腐です。
カルディのトマト缶に使われているサンマルツァーノ種は、トマトの中でもうま味が強い品種です。
いつもの麻婆豆腐にトマト缶を加えるだけで、うま味の強い麻婆豆腐に変わります。
作り方は、いつもの麻婆豆腐4人分にトマト缶1つを加えるだけです。
トマト缶が入ることで辛みがやわらかくなり、子どもでも食べやすい辛さになります。
3. そのまま冷やして砂糖をかける「トマト缶の砂糖がけ」
筆者が秋田県を旅行したとき、旅館の食事で
「湯むきして冷やしたトマトに砂糖が振りかけられたもの」
が、デザートとして出てきました。
最初はとても驚きましたが、食べてみるとトマトが果物のように感じられ、とてもおいしいデザートでした。
カルディのトマト缶は、トマトの青臭さがありません。
酸味料は使われていますが、すっぱさを感じるほど酸味はありません。
実は、トマト缶は缶を開けてそのまま食べることができます。
そのまま食べてみると、トマトジュースよりもフルーティです。
トマトジュースの多くは塩が加えられていますが、カルディのトマト缶は塩が入っていないため、より生のトマトに味が近いのです。
缶から出したトマト缶に砂糖を振りかけて食べると、おいしいデザートになります。
夏は、砂糖の代わりにハチミツを加え、レモンと塩で味を調整してから凍らせるとシャーベットになります。
糖分と塩分と水分が補給できるため、熱中症対策にもおすすめです。
4. ガス代がかからないスープ「トマト缶のガスパチョ風」
ガスパチョとは、スペインの冷たいスープです。
トマト味のとろみに、キュウリや玉ねぎが入った酸味のあるスープです。
スープだけでたくさんの栄養を摂れます。
そして、うれしいことにガスを使いません。
材料をミキサーにかけるだけで完成です。
材料4人分
- トマト缶1つ
- きゅうり1本
- 食パン1枚
- 玉ねぎ適量
酸味が欲しいときには酢を加えます。
酢の代わりにカルディの「レモスコ」を使ってもおいしくなります。
食パンを入れることで、とろみと甘みのあるスープになります。
作り方
材料すべてをミキサーにかけて、塩とこしょうで味を調えます。
お好みでにんにくを少し入れると、本格的になります。
ミキサーにかけているときに水分が足りないと感じたら、水を足してとろみを調整してください。
食パンの量は適当でかまいません。
朝食で子どもが残したパン、固くなり始めたフランスパンでも大丈夫です。
セールなら84円のトマト缶をヘビロテしよう
カルディのトマト缶は、生で食べても過熱してもおいしい使い勝手のいいトマト缶です。
定価でも大手メーカーのトマト缶よりも安く、セール価格になれば84円（税込み）になります。
以前のケース割引は終了してしまいましたが、セールを狙ってお得なトマト缶をヘビロテしてみてはいかがでしょうか。（執筆者：美大卒 式部 順子）
