止まらない値上げで「ラテマネー」を削っている方は、少なくないでしょう。
そんなラテ離れが続く中、ローソンがコーヒーのサブスクを実験的にスタートしています。
実際にどれくらいお得なのか、サブスクの詳細と元がとれる損益分岐点について紹介します。
目次
愛知県限定で「MACHI café Prime(マチカフェプライム)」を開始
≪画像元:ローソン≫
ローソンでは、「MACHI café (マチカフェ)」のコーヒーを対象とした定額サービスを実験的に開始しました。
対象店舗は、愛知県内ローソン限定です(約620店舗)。
券販売期間:2023年4月4日(火)~6月25日(日)
券利用期間:4月16日(日)~7月31日(月)
月額料金:税込1,500円
愛知県内のローソンで、
(1)ローソンアプリのデジタル会員証
(2)1日1回アプリ内で配信する、当日分のクーポン(0~24時) |
※事前にローソンアプリとPontaカードまたはdカードとの連携が必要
上記2つを提示の上、マチカフェ商品を購入すると、無料または割引が受けられます。
マチカフェプライムの期間・価格
ローソンが実施する「マチカフェプライム」は、利用券の事前購入が必要です。
- 毎月11日~25日までのご利用券購入:翌月1日~月末まで利用可能
- 毎月26日~翌月10日までのご利用券購入:翌月16日~翌々月15日まで利用可能
つまり、5月分のサブスクを月初から使い始めたい方は、4月11日~25日の間に購入する必要があります。
対象商品
- 1日1杯無料:マチカフェコーヒーS(アイス/ホット)
- 110円引き:その他マチカフェ商品
また、毎日無料で購入できる商品は、「マチカフェコーヒーS」のみです。
税込110円を超えるその他のマチカフェ商品については値引き対応となり、差額分の支払いが必要になります。
マチカフェコーヒー(S)を購入し続ければ、サブスクの月額料金だけで毎日1杯分のラテマネーを浮かせることが可能です。
何杯で元とれ?損益分岐点は…
「月額1,500円で、毎日1杯コーヒーが飲める」
と考えれば、計算しなくても損しないことは確実です。
実際に、何杯目のコーヒーで元がとれるのか、損益分岐点を計算してみたところ、
1,500円(月額料)÷110円(コーヒー価格)=13.64(杯) |
マチカフェコーヒー(アイス/ホット)14杯目の購入時に、元とれ成功(+40円得)することが分かりました。
通勤途中に週5回ローソンへ通ったとしても、3週間で元がとれます。
毎日コーヒーを買う習慣がある方は、サブスクを購入した方が断然お得です。
サブスク利用時の注意点
「マチカフェプライム」は案外簡単に元がとれますが、いくつか注意点もあります。
・ コーヒー以外の商品を買わない
ローソンには、新作スイーツやお菓子など、つい手に取ってみたくなる商品がたくさんあります。
こういった誘惑に負けて、コーヒーと一緒に“ついで買い”してしまっては、サブスクを利用する意味がありません。
「マチカフェプライム」をラテマネーの節約目的で購入するのなら、他の商品を買わない強い意志が必要です。
・13杯以下だと買い損
コーヒー14杯目で元がとれ成功となりますが、13杯以下の場合はかえって割高になります。
ローソンのサブスクは前月の購入が必須ですので、来月は14杯以上購入するかどうか考えてから検討しましょう。
7月末以降、全国展開の可能性も
現在は愛知県のみ、実験的に行っている「マチカフェプライム」ですが、期間を終える7月以降に全国への拡大もすると発表しています。
全国のローソンで開始されれば、ラテマネー節約につながりそうです。
愛知県外にお住まいの方は、マチカフェプライムの続報を待ちましょう。(執筆者: 三木 千奈)