食費を節約するには、「何を購入するか」が重要です。

できるだけ使いまわしがきく、主役にも脇役にもなれる食材は節約に向いています。

今回は、私がスーパーへ行くと必ず買う食材を5品紹介します。

節約主婦のマストバイ食材5選

1. 鶏むね肉

お肉の中でも価格が安い「鶏むね肉」は、メインおかずの食材費を減らすのにもっていこい。

鶏もも肉の半額程度で購入でき、食費節約の効果は抜群です。

高たんぱく・低脂質で、食べ応えもあり、和洋中どれでも合う万能さも良いところ。

脂肪が少ない部位のためパサパサ感が気になりますが、ていねいに下処理をすればしっとりジューシーに仕上がりますよ。

2. 豆腐

開封するだけで使える「豆腐」は、まさに節約の優等生。

お皿に出せば冷奴に、豆腐ハンバーグや麻婆豆腐などのメインおかずも作れます。

味噌汁などの汁物の具としても最適です。

これだけアレンジ力が強い上に、1丁40~50円で買えるコスパの力も魅力的。

凍らせた後に解凍すれば、水分が抜けて鶏肉のような食感になり、唐揚げやそぼろなどお肉の代用としても使えます。

豆腐

3. 納豆

ごはんにかけても良し、オムレツやお味噌汁の具にも使える「納豆」はストックを欠かしません。

最近は「たれ・からしなし」の割安な納豆も販売しているので、筆者は迷わずそちらを購入しています。

個人的には、OKストアの「4パック納豆(税込70円)」がお気に入りです。

3パック入りの納豆が主流となっていますが、OKストアは+1個多い4パック入り

たれ・からし付きでも税込82円と、他店と比べて割安です。

4. 乾燥わかめ

栄養価が高く、価格もお手頃な乾燥わかめは、主菜・副菜・スープどれでも使えます。

お湯なら2~3分で戻りますし、味がシンプルなので和食・中華ならどんな味付けでもおいしく仕上がります。

  • 戻したわかめを混ぜて「わかめごはん」に、
  • わかめをかにかまとあえてサラダにするなど、

手軽で簡単に、栄養たっぷりの料理が作れますよ。

乾燥わかめ

5.「揚げるだけ」の冷凍惣菜

メインおかずに悩んだ時は、油で揚げればすぐに出せる「冷凍惣菜」の出番です。

筆者は、業務スーパーのチキンカツやコロッケなどを、いざという時のために常備しています。

揚げるだけなら5分程度で済みますし、食べ応えも十分です。

チキンカツやとんかつは、余った分を翌日カツ丼にするなどアレンジもできますよ。

「食卓の優等生」のストックは欠かさない

食料品を選ぶ時は、「安い・便利・使いまわせる」この3つを満たしている食材を優先してカゴに入れると、毎日の料理も家計もラクになります。

特売品に目が行きがちですが、購入した後にどう使うかもイメージしながら、買うべきものの取捨選択をしてみましょう。(執筆者: 三木 千奈)