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キャッシュレスデビューがしたい! キャッシュレス決済の基本とサービスの違いを分かりやすく解説 5月実施のキャンペーンも紹介

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キャッシュレスデビューがしたい! キャッシュレス決済の基本とサービスの違いを分かりやすく解説 5月実施のキャンペーンも紹介

急速に広がりを見せるキャッシュレス決済。

便利だということは分かるような気もするけれど

「なんだか操作が難しそう」

「お金のやり取りが見えにくく使いすぎてしまいそう

といった不安から、なんとなく乗り遅れてしまっているという方も少なくないでしょう。


そこで今回は、「今さらだけどキャッシュレスデビューがしたい!」という方に、キャッシュレス決済の基本とそれぞれのサービスの違いを分かりやすく解説していきます。

気になるキャッシュレス決済

キャッシュレス決済には3つの支払い方法がある

キャッシュレス決済とは、電子マネー、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、QR・バーコード決済などで支払いをする、現金払い以外の決済方法を指します。

前払い型

支払い方式:プリペイド

支払いが発生するタイミング:事前に購入やチャージが必要

特徴

・予め入れられている金額の範囲内でしか使えないので、使い過ぎを防ぎたい人にオススメです。

・プリペイドカードには、図書カードやQUOカードといった「使い切り」のタイプと、繰り返しチャージして使うことができる「チャージ」タイプの2種類があります。

チャージタイプのプリペイドカード

チャージタイプのプリペイドカードには、次のようなものがあります。

・流通系プリペイドカード:WAON、nanaco、楽天Edy、TOYOTA Walletなど

・交通系プリペイドカード:Suica、PASMO、ICOCA、nimocaなど

・国際ブランド付きプリペイドカード:JCB、VISA、Mastercardなど

即時払い型

支払い方式:デビット

支払いが発生するタイミング:利用直後に銀行口座から自動で引き落とされる

特徴

・ATMから現金を引き出す手間が必要なく、使えるのは口座の残高の範囲内。

・口座から直接支払いをするようなイメージ

・デビットカードは審査不要のものが多く、海外では幅広く利用されている決済手段のひとつ

デビットカード

デビットカードには、おもに次の2種類のものがあります。

・J-Debit:キャッシュカードを持っていればどなたでも利用可能。ただし、ネットショッピングや海外では利用できない。

・国際ブランド付きデビットカード:JCB、VISA、Mastercardなどの国際ブランドが付いているデビットカードで、ネットショッピングや海外での利用も可能。

後払い型

支払い方式:クレジット

支払いが発生するタイミング:利用した金額が後日請求され、銀行口座からの引き落としなどで支払う

特徴

・今お金がなくても利用可能で、支払いを先に延ばせるというのが大きなメリット

・支払いの方法は一括払い、リボ払い、分割払い、ボーナス払いなど様々な選択肢がある

・電気やガス、水道といった公共料金の支払い、国民健康保険や国民年金の保険料の納付などにも利用可能

クレジットカード

クレジットカードには次のような種類があります。

銀行系:銀行やその銀行のグループが発行しているクレジットカードで、キャッシュカードと一体型になっているものが多い。

流通系:楽天、イオン、セゾン、家電量販店、ドラッグストア、百貨店などが発行するクレジットカード。その店舗で利用するとポイント付与率が高くなることが多い。

信販系:アメリカン・エキスプレス、オリコ、JCB、ジャックス、ダイナースなどのクレジットカードで、銀行系のカードよりも入会のハードルが低めとされている。

使い過ぎが心配ならプリペイド、即時引落しが分かりやすいならデビット、後払いがいいならクレジットというふうに、自分に合った種類の決済方法を選ぶことができます。

ひとつの決済方法に統一するのもいいですが、そのときの状況に合わせて使い分けるのもオススメです。

スマホ決済の種類と利用方法

スマホにダウンロードした決済アプリを利用して支払うスマホ決済。

Google PlayやApp Storeなどから、自分に合ったアプリを選んでダウンロードできます。

キャッシュレス決済と同様、スマホ決済にも前払い・即時払い・後払いのタイプがあります。

スマホ決済アプリにはクレジットカードや電子マネーなどを登録して決済する非接触型決済や、QRコード・バーコードを使った決済、月々の携帯電話料金と合算して支払えるキャリア決済などがあります。

非接触型決済(非接触IC決済)サービス

スマホの本体に搭載されている無線通信技術を利用した決済方法。

インストールしたアプリにクレジットカードやデビットカード、電子マネーを登録し、支払いのときにスマホを専用の端末にかざすことで決済が完了します。

決済サービス

決済サービスには次のようなものがあります。

モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルWAON、楽天Edy、nanacoモバイル、QUICPay、iDなど

QRコード・バーコード決済(二次元バーコード決済)サービス

最近、急速に広がりをみせているのが、このQRコード決済。

こちらも自分に合ったアプリをダウンロード、登録などを行ってから利用可能となるサービスです。

コードにはユーザーの支払い情報が紐づけられていて、利用した金額が決済アプリや登録したクレジットカードなどから引き落とされるようになっています。

利用方法には次の2通りの方法があります。

「ストアスキャン型」…アプリのQRコードやバーコードの画面を表示させて、店側にその画面を読み込んでもらう

【利用方法】

店側にQRコードやバーコードを提示

店側がコードを読み取る

会計が完了

「ユーザースキャン型」…店側のQRコードやバーコードをスマホで読み取る

【利用方法】

店側のコードをスマホで読み取る

会計金額を自分で入力する

店側が金額を確認し会計が終了

QRコード決済のサービスを利用する場合のチェックポイント

・自分の利用頻度が高い店舗が取り扱っている

・ポイントが貯めやすい、還元率がアップする

・お得なキャンペーンが多い

QRコード決済サービスとそれぞれのメリット

「PayPay」:ソフトバンクとヤフーが共同で行っている決済サービス。お得なキャンペーンが多く、ユーザー・取り扱い店舗ともに急速に拡大中。

「楽天ペイ」:楽天会員であれば登録が簡単に済み、クレジットカードを紐づけることでポイントの二重取りができる。

「LINE Pay」:LINEに登録している友だちへの送金や割り勘といった機能が充実。相手の口座番号などは不要で、トーク画面からお金のやり取りが可能。

「d払い」:ドコモの決済サービス。ドコモユーザーならd払いの利用料金を電話料金と合算して払うことができる。クレジットカードを持っていなくても利用可能。

「au PAY」:KDDIの決済サービス。Ponta加盟店でのポイント還元率が高く、クレジットカードと紐づけて利用するとポイントの二重取りができる。

上記のほかにも「メルペイ」「ゆうちょPay」「ファミペイ」などがあり、様々な種類のサービスから自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことができます。

2023年5月現在実施されている各社のキャンペーンの一例

PayPay

・PayPayあと払い登録とプラスチックカード新規同時発行&利用で最大5,000ポイントプレゼント

・PayPayカード新規入会&3回利用で最大5,000ポイント

・PayPay支払いで毎日最大5%貯まる

楽天ペイ

・【今だけ増量中】最大1,500ポイント!楽天ペイをはじめようキャンペーン

・楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード限定!毎日だれでも楽天ポイント2倍

・現金チャージでかんたんデビュー!20%還元キャンペーン

LINE Pay

・新生活応援キャンペーン

Visaカードでのお支払い、またはiDでのお支払いでLINEポイント最大5,000ポイントプレゼント

d払い

・総額5億円分山分けポイントバックキャンペーン

・自動車税や公共料金はd払いで!必ずもらえる!500万ポイント山分けキャンペーン

・毎週おトクなd曜日キャンペーン(毎週金・土曜日ネットでのd払いでポイント最大4%)

au PAY

・たぬきの大抽選会 初夏

5月23日(火)~6月11日(日)までの期間中、対象店舗にてau PAY(コード支払い/請求書支払い)を利用して200円以上お支払いいただくと、ご利用ごとにPontaポイントが必ず当たる抽選を実施

・auかんたん決済をApp StoreまたはGoogle Playのお支払い方法にはじめて設定、利用すると最大20%ポイント還元

注意点

スマホ決済は急速に拡大しているサービスですが、まだ導入していない店舗や加盟店もあるので事前に確認することを忘れないようにしましょう。

スマホを忘れたりバッテリーが切れていると使えないので注意が必要です。

キャッシュレス決済のメリット・デメリット

ひとくちにキャッシュレス決済といっても、に様々な種類があります。

それぞれにメリット・デメリットも異なりますが、おもに次のような内容が挙げられます。

キャッシュレス決済のメリット

・現金を出し入れする煩わしさがない

・支払時間がスピーディーになる

・お金の管理がしやすい(いつ、どこで、何に使ったかが分かる)

・ポイントやマイルが貯まる

・キャンペーンや割引といったサービスが受けられる

キャッシュレス決済のデメリット

年会費が発生するサービスがある

・クレジットカードの分割払いには手数料や金利が発生する可能性がある

・利用できない店舗がある

・スマホ決済の場合、スマホを忘れたり充電切れだと使えない

・現金払いの感覚とは異なるため、使い過ぎには注意が必要

使い分けるのがポイント

キャッシュレス決済でも現金払いでも、どちらにもメリット・デメリットはありますが、上手に使い分けることが重要なポイントです。

・キャッシュレス決済と現金の両方を利用できる店 → キャッシュレス決済

・キャンペーン期間中やポイント還元率の高い店 → キャッシュレス決済

・予定外の買い物や衝動買いしそうになったとき → 現金払い

・後払いの金額を抑えたいとき → 現金払い

などといった工夫をすれば、お得に買い物ができて、使い過ぎの不安を減らすことにも繋がります。

自分のよくお店で使えるキャッシュレス決済を確認し、複数の決済方法を登録しておくことで、キャンペーンやクーポンなどによるお得を享受できます。

キャッシュレス決済のセキュリティ対策

キャッシュレス決済というと不安視されてきた安全性。しかしセキュリティ対策の強化は日々進化しており、むしろ現金を持つより安全という意見もあります。

ただし、キャッシュレス決済を使うユーザー側が気を付けておかなければならない注意点もあります。

・スマホには必ずロックをかける

・決済履歴の確認(身に覚えのない利用がないかどうかをチェックする)

・推測されやすいIDやパスワードの設定、パスワードの使いまわし

・送信されてきたメールの中にあるリンクを安易に開かない(フィッシング詐欺の可能性もあるため、公式サイトやアプリなどで送信元を確認する)

キャッシュレス決済を快適に、そして安全に利用するためにも、これらのことには注意しておく必要があります。

キャッシュレスデビューでお得を享受

急速に広がりをみせるキャッシュレス決済。

利用することに不安がある方は、まずは前払いでチャージするプリペイドカードなどからスタートしてみるといいかも知れません。

現金払いの感覚と似ているものであれば、気負わずに不安なくキャッシュレスデビューができるはずです。

旅行や外出する機会が増えるこれからの時期。

便利でお得なキャンペーンに合わせるなどして、キャッシュレス決済デビューをしてみてください。(執筆者:FP2級 藤 なつき)

《藤 なつき》
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藤 なつき

執筆者:FP2級 藤 なつき 藤 なつき

保険・マネー・健康・医療・福祉・教育・伝統工芸・伝統行事等、幅広い分野の記事を執筆。お仕事をさせて頂きながら、自分自身もたくさんの発見と新しい知識を身に付けさせてもらっていると感じる毎日。2013年FP2級取得。東京育ち、福岡在住。 寄稿者にメッセージを送る

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