先週に引き続き、調査結果をお伝えします。
今度は、厚生労働省の「中高年者縦断調査」。
この調査は、2005年に50歳~59歳を対象にはじめて実施されました。
その後、毎年同じ人を追跡調査しているものです。
今回の調査は2010年。対象者は年を経て55歳~64歳になっています。
過去の意識がいまどうなっているか?・・・がわかります。
・65歳~69歳になっても仕事をしたいとの回答割合:56.7%
男性:59.5%
女性:52.3%
いずれも半数を超えています。
さらに、
・70歳以降も仕事をしたい:28.7%
男性:31.2%
女性:24.8%
2005年に、「60歳~64歳になっても仕事をしたい」と回答した人の4人に3人は実際に仕事をしていたという結果です。
同じく「仕事をしたくない」と回答した人も、28.3%は実際には仕事をしていました。
男性の場合は46.3%、女性は21.7%。
仕事をする理由は、
「生活費」:63.8%
「生活費の補充」:32.2%
「健康維持」:30.2%
「仕事が好き」:24.2%
「社会とのつながり」:23.8%
いずれにしても、いろんな生き方、働き方の選択肢のなかから自由に選ぶことができる前提は、「健康」。
初回の調査から今回の調査まで、ずっと「健康」と回答している人の割合は、56.9%。