住宅展示場ではおなじみのハウスメーカー。
売り上げ大手から順番に挙げていくと・・・・
大和ハウス工業
積水ハウス
積水化学工業
旭化成
住友林業
ミサワホーム
パナホーム
三井ホーム
2012年3月期(もうすぐ)の各社の業績は、増収増益の見込みだとか。
その背景には、政府の支援策が強く影響しています。
・住宅ローン減税
・住宅版エコポイント
・フラット35の金利優遇
・贈与の非課税特例
さらには、震災の復興需要。
また、耐震リフォーム需要や太陽光発電、蓄電池搭載住宅のニーズ。
政府の支援策のバックアップを受けて、付加価値の高い(つまり価格の高い)住宅を販売しようというのが、ハウスメーカーの戦略のようですね。
先日、業界の方にお話をうかがったところ・・・・
当然のことながら、日本は今後人口が減ってくる。
政府は、新築住宅よりも中古の流通促進を住宅政策の柱にしようとしている(すでに住宅は余っている状態だから)。
そんななかでのハウスメーカーの生き残り戦略は、
1、付加価値の高い新築住宅
2、リフォーム市場の創造
3、海外進出
日本の気候は、冷帯から亜熱帯までバラエティーに富んでいます。
そんな多様な気候に対応した住宅を、全国展開しているハウスメーカーはこれまで造ってきました。
アジア各国の住宅マーケットには、そんなノウハウが活きる余地がたくさんありそう。
平成24年度も、贈与税の非課税策が延長、拡大されます。
住宅ローン減税も続きます。
フラット35の金利優遇(Sエコ)も10月まで継続します。
各社は、平成24年度も住宅販売が伸びると予測しているようです。