マイホームにお住まいの方は、ほぼ100%、火災保険に入っているはず。
しかし、火災保険の中身は、生命保険に輪をかけてわかりにくい。
どんな補償がついているのか?・・・はて~?
近年「地震保険」については、かつてより知っている人が増えてきているように思います。しかし、それでもまだまだ、言葉だけ。内容となると、なかなか。。。
そうなんです、人は聞きたいことしか耳に入りませんし、知りたいことしか理解しようとしませんから。
・・・要は、みんな面倒なんです。。。。自分や家族、仕事のことで精一杯なんです。生活全般について、こと細かく知るなんてことは、とてもできないのです。
さて、火災保険によくついている「費用保険金」とは何か?
ひらたく言うと、災害などにともなってかかるごちゃごちゃした支出をカバーする保険金。
たとえば、火事がおきて家が燃えると、家の損害に対しては「損害保険金」が支払われます。
この「損害保険金」は、ごちゃごちゃした支出ではありません。
損害を元に戻すためのお金です。
ただ、実際にはこれだけでは足りません。
火事がおきたときには、家がぐちゃぐちゃになってますから、そのまま住み続けるワケにはいきません。
どこかに仮住まいが必要になります。しかし、仮住まいをするためにかかるお金は「損害保険金」では支払われません。しかし、かけずに済ますことができるお金ではありません。これを補償するのが「費用保険金」です。
仮住まいに伴う費用以外にも、次のようなものがあります。
焼け残ったモノを片付けるのにかかるお金。片付けないと焼け跡の整理ができません。このお金も、どうしたってかかりますね。
また、自分の家から火が出た場合には、ご近所さんにお詫びをする必要があり、これにもお金がかかります。
火災保険に加入するときには、損害を補填するための「損害保険金」だけでなく、「費用保険金」もいることが、おわかりいただけましたでしょうか?