お金を増やすには、大きく分けて、次の3つの方法しかありません。
①収入を増やす。 ②支出を減らす。 ③余剰資金で投資する。
いずれも大切な要素ですが、誰しも収入を増やして、支出を減らす努力は、多少の個人差こそあれ、既に実践されておられることでしょう。
さて、自分が稼ぐことの対極に、お金そのものに働いてもらうこと(投資・資産運用)が重要であることも認識せねばなりません。日本人は、最寄りの銀行で預貯金のみで運用している方ばかりですが、殆ど利息の付かない日本の銀行で運用していても、お金の価値がドンドン下がる一方です。
お金を増やすだけでなく、お金の価値を守るためにも資産を戦略的に運用しないと、ライフプラン(人生計画)が大きく狂ってしまう危険性があります。
しかし、投資には「リスク」が付きものです。そのリスクと上手く付き合うことが資産運用を成功に導く秘訣です。そのためには御自身の家計から見て、更には御自身の心(気持ち)が、どの程度のリスクまで許容出来るのか、それぞれ確認する必要があります。
リスクを事前に再確認して、そのリスクと上手く付き合う術を見出して、出来るだけリスクを回避出来る算段を組み立てたうえで、バランスの良い、ご自身に合った資産運用を堅実に実践していきましょう。
「なにもしない。そのうち何とかなる。時間の経過に身を委ねる。会社や政府に任せる。」ということを選択するということは、自分の人生をコントロール(管理)出来ない・・・・・という大きなリスクを背負うことになります。
先行き不透明な時代において、長引くデフレーション、増税や年金破綻、そして地震や原発問題など、日本国内は不安要素が山積みです。
この待ったなしの状況を回避するのは、政治でも企業でもありません。他ならぬ自分自身(自助努力)なのです。