こんにちは、家計見直しアドバイザーのハイノです。
昨日、長女の幼稚園のお友達のお宅に遊びに行って
きました。
駅から、徒歩7分ほど(もちろん大人の足でです)の、
3階建ての新築戸建の素敵なお宅でした。
今日は、共働きで夫婦がそれぞれ住宅ローンを組む場合の
注意点について書きたいと思います。
住宅ローン金額2000万円、頭金500万円、合計夫も妻も
2500万円づつで5000万円の住宅を購入したとします。
すると、住宅の名義は、夫と妻がそれぞれ50%ずつの
共有名義ということになります。
もし、妻が出産子育てなどで、途中仕事を辞めたり、
休んだりしたら、妻分のローンはどうなるでしょう?
夫が頑張って、妻分住宅ローンも返すとします。
年110万円までは、贈与税かからないけれど
年110万超えた分は贈与税かかってきます。
だから、2000万円のローン残額を期間延長
してもらって、ローンの月額を妻が働いていなくても
返せる金額に抑えることを考える必要があります。
もし、妻が専業主婦で、お金を一切出していないのに、
住宅を50%ずつの共有名義にしてしまったら、夫から
妻に2500万円の贈与がされたとみなされて、贈与税が
かかってきます。
共稼ぎで夫婦それぞれが住宅ローンを抱えていて、
万一夫が死亡したりした場合、夫の住宅ローン分は
免除になりますが(団信に入っている場合)、
妻の住宅ローンは残ります。
どちらかが死亡ということはめったにありませんが、
もし心配なら、収入の多い方に住宅ローンを1本化
しておき、少ない方は現金を貯めておく、というのも
万一のときのための家計を守る、1つの方法です。