先般、新聞を読んでましたら、消費税がアップするのに、各社はシステム対応が必要ですが、JR東日本のSuica(スイカ)のシステムは全面刷新をしなければならないんだそうです。つまりは、1から作り直す。
なんでも、2001年にSuicaのサービスを開始したとき、システムを構築する際に、将来の消費税率のアップを想定せずに細部まで作り込んでしまったんだそうです。
1997年に消費税率が3%から5%へアップしたときには、まだSuicaのサービスがありませでした。だから、消費税率アップを経験しておらず、想定できなかったんだそうです。
これって、、、、ひょっとして・・・「あほ?」
最初に考慮してさえすれば、いま「5」にしている設定を、2014年4月になるタイミングで「8」、2015年10月に「10」に書き換えれば済む話。
1から作るシステム開発には何十億もかかるんだそうで、今度作るときには、消費税率の変更に容易に対応ができるようにするようです。
これって、、、、、「あたりまえ?」
いらっしゃるかどうがはわかりませんが、当時のシステム開発責任者は、めちゃくちゃ非難されているのでは?
ただ、当初から10年以上経って、つぎはぎだらけのシステムになっているでしょうから、作り直してスッキリさせるいいチャンスでもあります。
システムというのは、年月が経てば、昔ながらの温泉旅館のように、建て増し建て増しで、本館の4階が新館の2階とつながっていて、今自分がいるのが何階だかわかんないような状況になるのです。
しかしまあ、消費税率の変更ひとつとってみても、莫大なシステム開発費がかかり、私たちにとって増税は迷惑な話ですけれど、企業にとっては大きなビジネスチャンスにもなりえるんですね。
これから、世の中のあちこちで、消費税率アップ特需が生まれるのでしょう。
さて・・・・「ミニ保険」とは?
生命保険会社でもなく損害保険会社でもなく、第3の保険会社が取り扱っている保険のことで、正式には「少額短期保険」といいます。
その名のとおり、保険金額が1,000万円以下の「少額」で、保険期間が2年以内の「短期」の商品しか取り扱えません。
しかし、ニッチで、ユニークで、リーズナブルで、シンプルな保険商品が多いのが特徴です。
少額短期保険会社は1,000万円の資本金で開業できるため、ふつうの保険会社より設立が簡単。
また、ふつうの保険会社は将来の保険金の支払いに備えて責任準備金を用意しなければならないため黒字化までに時間がかかりますが、少額短期保険会社はそれがいりません。
◆地震補償保険「リスタ」
個人向けの地震補償保険。
ふつうの地震保険は、火災保険の特約してしか加入できませんが、リスタは単独で申し込めます。
ふつうの地震保険だけは目一杯加入しても十分な保険金になりません。足りない金額を補充する意味での加入がよいかな、と思いますね。
◆葬儀保険「千の風」
死亡保険です。
80歳10ヶ月までの方が申し込め、最長99歳まで保障。
◆ぜんちのあんしん保険
知的・発達障害やてんかんのある方向けの医療、死亡、個人賠償責任、権利擁護費用補償の保険です。
◆婚礼参列者傷害保険
読んで字の如し。ピンポイントの補償保険ですね。
◆各種ペット保険
◆チケットガード
参加する予定のイベントに入院や急な出張、交通機関の運休・遅延、家族の病気やケガなどの理由で観覧できなかった場合にチケット代が戻ってくる保険。
・・・など、約70社がユニークな保険商品を販売しています。