REITという、不動産投資信託があります。ご存知ですか?簡単に言いますと、不動産、例えばビルにお金を投資し、テナント収入などが分配金として受け取れるという仕組みです。
安全性が会社への投資に比べると若干高いので、人気があります。これを今後、介護施設にも投資できるように指針を今年度中に作るという記事が、先日、日経新聞に掲載されていました。
これがどういうことかといいますと、今までも介護施設に投資することは可能で、実績もあるのですが、5年程度で介護施設などを介護業者や病院に売り渡すか、他のファンドに転売しなければならないため、所有者がコロコロ変わることにより、急な賃料上昇を求められるのでないかという、入居者側の不安がありました。
そこで、REITですと長期保有が前提ですので所有者がコロコロ変わることもなくなり、さらに賃料の引き上げ抑制などを指針として国が作ることにより、お金を投資する人と入居者の両方が守られますから、安心して投資してくださいという狙いのようです。
狙いは悪くないので、今後どうなるか要注目ですね。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます