金子哲雄さんご逝去・・・の記事では、厚生年金に加入中 のご逝去と仮定してのお話でした。が、もし、最初の会社退職後、国民年金だった場合は、かなり違ってきます。
国民年金加入中41歳の方がご逝去で、お子様がいらっしゃらない場合、ご遺族の奥様には、死亡一時金のみの支給ということが考えられます。国民年金も厚生年金も、長生きした人に有利な年金なので早くご逝去された方のご遺族に、手薄な給付になる場合があるのです。
だから、もし、家系的に長生きが難しいなどと心配な場合は、なるべく若いうちから、民間の定期保険か、共済に入っっておいた方がいいでしょう。終身保険だと、同じ保険金をもらうのに、定期保険と比べると保険料が3倍から5倍は違うと思ってください。
定期保険って、要するに「掛け捨て」。掛け捨ては「楽しみがない」と、嫌がる人もいます。保険も共済も入る前に「助け合い」の精神が必要です。「もし、自分が早死にしたら、遺族をみんなの保険料で助けてもらう」
じゃ、長生きした場合は?保険料もったいない?いいえ、「自分の(我が家で払った)保険料で、早く亡くなってしまった、他の人の遺族を助けてあげた」と考えられないでしょうか?寄付したのと同じように考えられるといいでしょう。