資産倍増請負人 井手 孝洋です。かなり興味深い記事です。米国も日本も金融緩和ですね。為替はどうも円高安定で、米国の緩和政策の勢いに飲まれている感がアリアリです。インフレ抑制に悩む中国には米国の緩和策は悩みの種のひとつとなるわけで、世はまさに大きな経済動乱の様相です。
アジアの景気も減速感が否めません。中国も安価良品質を積極的に選択する傾向が強くなっていることが見て取れますね。80年代のバブル崩壊後、20年間のデフレに苦しむ日本経済。しかし日本経済はデフレ型ビジネスを確立しています。100均ショップ、ファミレス、娯楽、どこも激安高品質を実現しています。
まさに、デフレ先進国「日本」です。
空前の成長を記録してきたアジアの大市場も、増える中間層、また歩み寄るデフレトレンドに備え、デフレ先進国ビジネスモデルに大いに関心を寄せるようになるのではないかと考えます。デフレ伝播は、日本におけるひとつの好機かもしれません。