４月から生命保険の保険料が上がります。え～～って感じですよね(^_^;) でもご安心下さい。これは４月以降に新しく入る方に適用されることですから。ちなみに、保険会社によっては、この措置を据え置くところもありますが。
ところでなぜ今、生命保険料が上がるのでしょうか？それは長い間デフレと低金利に苦しんでいる、日本の現状を表している出来事なんです。そこで生命保険の保険料がどうやって決まっているのか、見ていきましょう。
生命保険の保険料は、保険業界の監督官庁である金融庁が定めている標準利率が目安。金融庁はこの標準利率を、年１．５％→１．０%に引き下げる方向なんですね。では何故引き下げるか？それは金融庁が保険会社を守るために起こす行動でなんですね。
ちなみに保険会社は保険金の支払いに備えて、責任準備金というものを積み立てています。つまりこの責任準備金の積立が不十分であると、保険金の支払いに支障をきたす可能性が出てくる・・そこで金融庁はそういったリスクを回避するために、消費者にとっては不利になることを敢えて行うのです。
さて、そういったことで、４月以降は生命保険保険料が概ね引き上げになります。もし新規加入や見直しを考えている方がいたら、今がチャンスです。生命保険の契約は、保険会社で行なっている診査が通って初めて有効となります。つまり申し込んでから契約成立まで数日間の日数をヨウシマス。
ですから、生命保険の新規お申し込みや見直しは早めに申し込んでくださればと思います。
