今月に入り証券業界ではNISA(少額投資非課税制度)口座の予約獲得が始まりました。ただ実際にその制度の運用が始まるのは、2014年1月から。それに向けてどこの金融機関で口座を開き、どういう金融商品で活用したら良いのか?
こんな方もいらっしゃると思います。NISA口座での運用対象は「株式投資」と「株式投資信託」に限られます。そこで、このNISA制度を活用し、初めて投資を初めてみようと思う方。
また投資は以前から行なっているものの、実はよく分かってなかった方に、「投資信託」について、その仕組みなどをお伝えしようと思います。
さて、そもそもこの投資信託ですが、ファイナンシャルプランナーが大抵、資産形成のアドバイスの際に勧めています。しかもそれを長期で毎月コツコツと積立てましょうと。
その理由は直接個別銘柄を売買する株式投資に比べてリスク(不確実性)が少なくなる。つまり投資をした見返りをきっちり受け取れる確率が、株式投資に比べて高くなるので、ファイナンシャルプランナーにとっても勧めやすいのです。
つまり投資信託(ここでは株式投信)とは、投資家がみんなで資金を出し合って、プロの投資家であるファンドマネーシャーに運用をお任せして出た利益を分配金として受け取ろうというもの。
ちなみに任されたファンドマネーシャーは、あらかじめ決められた投資方針に従い、また市場動向や企業調査を行なった上で分析、複数の銘柄に分散投資。また運用実績なども評価機関を通じてチェック、公表することにより監視できる体制にあります。
つまり、プロに手数料を払ってお任せすることで、本来なら自分で投資をする際にかかる「時間の節約」と「安心」を得れるところでしょうか。
そんなことで、この投資信託について、次回以降お届けしますのでお楽しみに。