こんにちは、ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。私が初めて生命保険に加入したのは大学生の頃で死亡保障が3,000万円もありました。保険会社に就職したひとつ年下のいとこが契約が取れずに困っていたので、見るに見かねた祖父が「保険料を払うから加入してくれないか」と話を持ってきたので、よく分からないまま加入しました。
一般的には、結婚して20代後半くらいから30代で、初めて生命保険を検討する、というケースが多いと思います。
初めて保険に加入するときにネットでいろいろ調べていると、ある壁にぶつかることがあります。それは保険会社が多すぎて困ってしまうということです。調べるのが好きな方は、保険会社の格付けを調べたりします。それでも、どこの保険会社が良いというのは簡単に分かるものではありません。
たしかに格付けが高ければ安心ですが、今のご時勢、どんなに大きな会社でもどうなるか分からない時代です。
この問題を解決する方法は、カンタンです^^
保険会社を選ぶのは後回しにすることです。
それよりも、まずは自分の家庭では、どのような保障が必要なのか?現状を把握することが先決です。必要な保障が把握できれば、その保障をカヴァーできる商品は自ずと決まってきます。
あとは、その商品を提供している保険会社をピックアップして、その中から保険料が安いところを選べば良いわけです。国内生保だからとか、外資系だからとかはあまり考えないほうが結果的に良いものを選べると思います。
破綻のリスクは日本の会社であろうと外国の会社であろうと変わりません。
たとえば、5年前のリーマンショックのときにAIG危機というのがありました。AIGというのは当時のアリコジャパンの親会社だったところです。しかし、結果的にAIGは破綻しませんでした。そのときに、破綻した保険会社がひとつありました。それは日本の保険会社だったんですよ。
そう考えると、保険会社はどこが良いか?を調べるのに、時間と手間隙をかけるよりも、まずは、ご自分にどんな保障が必要かをしっかり考えることが大切なことではないでしょうか?(執筆者:鬼塚 祐一)