FPの仕事をしていると、この時期必ず「お年玉の金額目安と相場」を聞かれること多い。世間一般の額は下記のような感じだと思う。
乳幼児 0 ~ 1000円
幼稚園・保育園 0 ~ 1000円
小学校・低学年 1000 ~ 3000円
小学校・高学年 2000 ~ 5000円
中学生 5000円
高校生 5000 ~ 10000円
大学生 10000円
幼稚園・保育園 0 ~ 1000円
小学校・低学年 1000 ~ 3000円
小学校・高学年 2000 ~ 5000円
中学生 5000円
高校生 5000 ~ 10000円
大学生 10000円
地域や家庭環境、互いの関係性によって金額は変わってくると思うが、私が金銭教育をした100校程の小学校の校長先生にお年玉の金額を聞いてみると、小学生でも多いものだと総額10万円を超えるものから、少ないものだと誰からももらえないものまで、小学生でも格差が広がっているようだ。
私なりの分析をしてみると、比較的田舎の小学生の方が、お年玉の総額が多く、都市部の小学生は、お年玉の総額が少ないようだ。なぜなら、田舎の小学生だと、おじいちゃん・おばあちゃんと住んでいる子が多く、おじさん・おばさんも正月には帰省したり、近所に親戚が多かったり、沢山の方からお年玉をもらえる環境にあるからだ。
都市部の小学生だと、お正月には親の実家に帰省するより海外や国内旅行などに出かけてしまい、お年玉をもらえる環境でない小学生が田舎の小学生より多いように思われる。
また、少子化のため、お年玉をもらえるおじさん・おばさんも減っているため、昔よりはお年玉の総額はますます減ってくるだろう。(執筆者:橋本 秀則)