家計簿をつけるのに、手書きかPC入力か迷ったことはありませんか? あるいは、手書きだけどPC入力にしようか、逆にPC入力だけど手書きに変えようかと、悩んでしまったり…。
結局のところ、家計簿は、手書きとPC入力、どちらがいいのでしょう? 手書き家計簿とPC入力家計簿、それぞれの長所、短所を徹底比較してみたいと思います。
まず手書き家計簿から…
目次
手書き家計簿の長所
1. 手軽にいつでもどこでもできる。
ご家庭にPCは一台という家も多いと思います。ほかの人がPCを使っている間にも、手書きなら大丈夫。
2. 地震などの災害があっても内容を確認できる可能性が高い。
災害の程度にもよりますが、PC家計簿だと電気が止まって1週間くらいは見ることができません。手書きなら、家計簿を持って逃げることもできるし、内容確認は容易です。
3. 「使いづらい」と思った場合、比較的簡単に変えられる。
PC家計簿だとデータ移行が大変です。手書きなら年途中でも他ものものに変えられます。
手書き家計簿の短所
1. 食費、教育費、雑費、保険料、社会保険料、税金などの費目ごとに自分で計算しなければならない。
電卓たたくのも面倒といえば面倒ですね。
では、PC入力家計簿はどうでしょう?
PC家計簿の長所
1. 食費、教育費、雑費、保険料、社会保険料、税金などの費目ごとに計算をしてくれる。
レシートなどを入力するだけで、費目ごとの月額、年額も自動計算してくれ便利です。詳細につければ、どこのお店で何が安かったか、底値などもわかります。
PC家計簿の短所
1. 家族がPC使用中だと家計簿をつけられない。
PCが一家に一台の場合、家計簿つけたいときに他の人がPC使ってるとイライラするかも…。
2. 地震などの災害で電気が止まると内容確認できない。
PC持って逃げるのは大変です。地震や災害だけでなく、PC故障、データ保存の際のミスなどで家計簿データ自体消失することもあり得ます。家計簿データはPC本体だけでなく、USBメモリーなども含め2つ以上データのバックアップを取った方がいいでしょう。ちなみに、マネーフォーワードというサービスでは、有料でバックアップを3件取れるそうです。
3. 使いづらいと感じても、他のソフトに変えるのが難しい。
同じソフトのバージョンアップならデータ移行も容易ですが、他のソフトに変えた場合は、データ移行を手入力でしなければいけません。
家計簿が手書きでもPC入力でも、家計簿つけられない場合でも、口座残高確認(通帳記帳やネットでの残高確認)は、極力毎月行い、記録を残しておいた方がいいでしょう。家計簿をつけることは、必ず必要というわけではないのですが、やはり記録することで、「こんなに使ってたの?」と再認識できます。節約が必要な場合、どこを減らしていくか、目安がつきやすいでしょう。(執筆者:拝野 洋子)