株式投資で情報収集は必要不可欠で、情報なくして投資は不可能と言っても過言ではありません。過去とリアルタイムの株価、企業情報、対象企業に関するニュースなどに加え、日本と世界全体の経済関連ニュース等、知りたい情報、知るべき情報は幾らでもあるわけです。
個人投資家それぞれは自分なりの情報源を確立し、新鮮な情報をリアルタイムで得ているのですが、多くの投資家がどの情報源を活用しているのか、ちょっと気になるところですよね。そこで、株式投資に関わる情報を発信するネットサイトの中で、とりわけ多くの投資家たちに使われているサイト、好まれているサイトを、部門別に紹介します。
目次
情報収集
こちらは、基本的な経済・マネー情報を発信しているサイトで、多くの個人投資家たちが毎日訪問するサイトとなります。
◎日経新聞マーケット・マネー欄
http://www.nikkei.com/markets/index.aspx
経済情報を収集するなら、日本経済のミスター情報局、日経新聞が一番人気です。有料会員となると有料会員しか見られないコラムやニュースを見ることができますが、無料会員でも、月に10本までは有料会員専用コラムを閲覧することができますよ。
株式銘柄の検索もできますし、株式投資に有効な情報が盛りだくさんです。朝起きたら、まずはこのサイトでニュースチェックの習慣をつけましょう。一部の個人投資家に見倣って、ホームページ画面として設定してしまうのも良いかと。
○ブルームバーグ
http://www.bloomberg.co.jp/
東洋経済やブルームバーグサイトも投資家の間で人気サイトとなっています。フレッシュなニュースや独特な観点によるコラムが掲載されており、一見の価値あり。あらたな銘柄を買うきっかけとなる情報が見つかることも。
株式用語検索
株式投資関連の情報を探っていると、時々聞いたことのない専門用語に出くわすことがありますよね。間違いのない株式関連用語の意味を調べるために、多くの個人投資家は、日本最大の株式市場運営会社「東京証券取引所」のサイトを活用しているようです。
◎東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/glossary/index.html
このサイトには、株式関連用語のほとんどが掲載されていますので、分からない単語があった時、このサイトを見ればだいたい問題は解決します。しかも、一つ一つの単語の意味を音声で聞くことができるのがユニークで、目の悪い年配の方には優しい機能ですね。(Quick Timeのインストールが必要)
○楽天ツールバー
http://toolbar.rakuten.co.jp/ff/
(URLはファイヤフォックス版)
こちらは余談になりますが、サイトを指定せずに純粋に用語検索したいのであれば、楽天ツールバーがおすすめです。検索すればするほど楽天スーパーポイントが貯まるのがお得。まずはお使いのインターネットブラウザに、楽天ツールバーをダウンロードすることが先決です。
株価チャート検索
利用している証券口座取引ツールを立ち上げれば、株価チャートを見ることは可能です。でも、ネット上でもっと簡単に気軽に株価チャートを見たいという場合、よく使われるのがコレです。
◎日経新聞・スマートチャート
http://www.nikkei.com/markets/chart/
こちらも日経新聞電子版サイトになりますが、スマートチャートが見やすいと評判です。チャート機能も高く、時間足を変えることができるだけでなく、テクニカルチャート(移動平均線・一目均衡表・価格帯別売買高)をワンクリックで見られます。
また、同画面にその他銘柄との比較チャートを表示できる優れもの。相関性を調べるなど、ネット上で簡単にテクニカル分析ができてしまうので、投資家たちがブックマークしておくのもうなずけますね。
株主優待検索
個人投資家たちからの絶大な人気を誇る、株主優待。どの企業が株主優待を扱っているのか、どんな商品を扱っているのか、条件は何かなどなど、株主優待について調べたいことは沢山あります。そこで個人投資家が利用しているのが、以下のサイトです。
◎ヤフーファイナンス
http://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/
ヤフーファイナンスの株主優待ページを利用すれば、株主優待の有無、株主優待の内容などを簡単に確認することができますので、多くの個人投資家が訪問しているようです。株主優待に興味がある方は、是非ブックマークしておきたいところです。
○ネットアイアール
http://yutai.net-ir.ne.jp/
このサイトは、どちらかというと年齢層高めの投資家に利用されています。野村証券が運営するサイトということもあると思いますが、基本的な優待情報に加え、人気ランキングなども掲載されていますから、参考にしておきたいですね。
バーチャル取引
自分の自己資金を投入して実際に取引するのは自信がない…という株式初心者に好まれているのが、以下のバーチャル取引です。
◎K-ZONE
https://www.k-zone.co.jp/
バーチャル取引ですので、どんな銘柄を売買しても損失はゼロ。いわば株式投資の練習台みたいなものですから、初心者投資家に倣って、まずはここで株式投資とはどんなものか体験してみると良いでしょう。
ネット上に情報がありふれている時代で、中には “微妙” な情報も…。新鮮で確かな内容を収集するために、是非とも厳選したネットサイトを活用したいところです。上で紹介した個人投資家が積極的に活用する株式関連情報サイト、まだ利用していない方はちょっとのぞいてみて下さい。(執筆者:堀 聖人)