今年も残り1か月程となりました。「もう~いくつ寝ると~♪」……こんな時期にお正月のネタは鬼が笑いますかね…。
さて、お正月と言えば「おせち料理」、「お雑煮」、「凧揚げ」、「羽根つき」…というのが日本のお正月のイメージでしょう。しかし、もっともイメージされるものとして『お年玉』があります。
今回は、お年玉でお金の勉強を…というお話です。「お年玉」…みなさんは一度ぐらい、貰われた経験があると思います。
思い出してください、子供のころ…
しかし!
こんな機会だからこそ、お子さんに「お金の大切さ」を教える、ということが、大人の役目ではないでしょうか。以下にポイントを挙げてみました。
【1】お年玉をもらったら……「ありがとう」
【2】親が子供名義の口座に預かる(子供が認識できる年まで)……このときに親も誰からいくらもらったのかを毎年まとめておく
【3】子供が認識できるようになったら、誰からいくらもらったのかを伝える……【2】の頃の話も伝える
【4】お金の使い道を子供と一緒に考える……「一緒に」ということがポイント!
・いまどうしても欲しいものか
・それがないとどのように困るのか
・必要なものなのかと単純に欲しいだけものなのか、その違いを考える
・親(祖父母)として、お金はこうして使って欲しいという自身の考えも伝える
・最終的に使い道を決定し、お互いが納得できるように
【5】最終的にこの通帳の管理も子供自身にさせることが望ましい
最後に気になるのがお年玉の相場ですよね? 基本的には、それぞれの家庭の懐事情が異なるため、一概には言えませんが、一般的には
というのが多いようです。あくまで参考です。
さて、なにかとせわしなくなる年末年始、お金のことも頭の片隅に置きつつ、楽しい年末年始をすごしたいものですね。(執筆者:宮島 千佳)