男は仕事、女は家事・育児――。最近は、そんな固定観念もほとんどなくなってしまいました。共働き家庭は専業主婦家庭を上回り、子供がいても働く女性が増えています。今まで専業主婦やパート主婦にとって魅力だった配偶者控除も、廃止・縮小の動きが出てきていますね。
でも、夫婦ともに働く「共働き」状態になると、どうしても家のことはないがしろになってしまいがちです。そこで、今回は共働き家庭なら持っておきたい家事を楽にする家電を紹介したいと思います!
目次
コストパフォーマンスの高い家電はこれ!
衣類乾燥除湿機……1万5千円程度
共働きで困るのが、洗濯です。少しでも天気が怪しいと外に干すことが難しくなりますし、かと言って部屋干しではなかなか乾きません。特に、梅雨の時期や、エアコンを使わない時期は洗濯物が乾きにくく、どうしても生乾きのニオイが残ってしまうことも。除湿機があれば洗濯物も乾きやすく、嫌なニオイもつかなくなりますよ。
※衣類乾燥機の場合、服の素材によっては使えないこともあるので、本当に使いこなせるかよく考えてから購入した方がいいでしょう。筆者は使っていません。
布団用掃除機ノズル……4千円程度
レイコップをはじめとする布団掃除機が流行っていますが、専用のものを買わなくても布団用ノズルで代用はできます。布団を干すのも難しくなるので、布団用ノズルで布団を清潔に保ちましょう。
もちろん、予算があれば布団掃除機を購入するのもおすすめです。レイコップも、2万円程度にまで値下がりしてきています。
布団乾燥機……5千円程度
布団に掃除機をかけただけでは、布団の湿気までは取り除けません。そこでおすすめなのが、布団乾燥機です。布団掃除機と布団乾燥機があれば、本当に布団を干す必要がなくなります。我が家の乾燥機は4千円程度で購入したものですが、もう5年ぐらい活躍してくれています。真冬に布団を温めておくこともできますよ。
圧力鍋……5千円程度
家電、とはちょっと違うかもしれませんが、共働き家庭の必須アイテムなので紹介させていただきます。圧力鍋があれば、煮物などの調理時間が劇的に短縮できます。専業主婦の頃なら昼間や、もしくは前日からコトコト煮ていたものが、圧力鍋なら夕方から調理しても同じような仕上がりに!
ここまでで、合計3万円程度。これから妻が働こうとしている家庭の方、すでに共働きの方は、導入を検討されてはいかがでしょうか?
ちなみに、予算があれば欲しいのは「食器洗浄機」。どうしても5~6万円はするので、気軽に購入できるものではありません。しかし、子供が2~3人いるような家庭でも、食洗機があれば食器洗いが劇的に楽になりますし、実は水道代等の節約にもなるのでオススメです。次に大きな家電を買うなら、食器洗浄機はおすすめですよ!
共働きだとママは大変!
男女平等と言われて久しいですが、実態はまだまだ男女平等には程遠いものです。男性はまだまだ時短勤務が認められるような状態ではありませんし、子供が熱を出した、というようなときでも保育園に迎えに行ったり、仕事を休んで看病するのは妻側であることが多いですよね。
いくら妻がフルタイムで働いていても、家事・育児は相変わらず女性が一人でこなしている家庭も少なくありません。(我が家もほとんどの家事はわたしがしています)
でも、仕事も家事も育児もまじめに全力投球していては、妻が疲弊してしまいます。今回紹介したような家電を購入するにもお金はかかってしまいますが、その代わりに妻の自由な時間、夫婦団らんの時間をとれるようになり、夫婦関係も良くなるのではないでしょうか?
今回紹介したものは比較的低価格で買い揃えられるものばかりなので、ぜひ真剣に検討されてみてくださいね!(執筆者:吉見 夏実)