VISAデビットカードを使って買い物をすれば、支払った金額がそのまま銀行口座から引き落とされるため、家計の管理がとても楽になります。ただ、VISAデビットカードと言っても種類があり、年会費やその他特典の内容はさまざまです。そこで、ここではVISAデビットカードのそれぞれの違いを比較したいと思います。
埼玉りそな・近畿大阪・りそなの場合は毎年500ポイントつくので、年会費が実質無料(消費税除く)となります。りそなポイントも他のポイントへの交換ができるので使い勝手が良いですね。
ポイント・キャッシュバックの率がいいのはジャパンネット銀行になりますが、対象が限定されるため、実際に多くのキャッシュバック・ポイントが見込めるのはりそなグループとイオン銀行です。いずれも0.5%の還元率となっています。
その他、三菱UFJ・楽天・あおぞら・するがはいずれも0.2%で同じ還元率です。
年会費で比較してみると、りそなグループはほとんど実質無料ですし、三菱UFJも10万円以上の利用があれば無料になるので、年会費がかかるのは楽天だけと言えそうです。
銀行口座を持っていることが前提です
当然ですが、VISAデビットカードは銀行口座から直接引落ができるカードなので、その銀行の口座を持っていることが前提となります。口座開設とVISAデビットカードの申し込みを同時にすることもできますが、いくらポイント還元率が高くても、その銀行自体の使い勝手が悪ければ意味がありませんよね。
たとえば、近所にりそなグループの銀行が無く給料の振込口座でもないのにVISAデビットカードを作ってしまうと、わざわざ入金しに行くか、もしくは手持ちの銀行から手数料を払って入金しなければなりません。
VISAデビットカードを作るなら、自分がすでに使っている銀行口座で、入金の手間がなく使い勝手が良いと感じている銀行を選ぶ方がいいでしょう。
ちなみに、筆者なら三菱UFJ銀行を選びます。三菱UFJ銀行にも一定の入金がありますし、年会費無料で使え、さらに年間30万円以上の利用が見込めるので0.3%のキャッシュバックが受けられます。(筆者はクレジットカード派なので今のところ使っていませんが……)
VISAデビットカードは、クレジットカードだとつい使いすぎてしまうという人や、クレジットカードがあまり好きでない人にはぴったりのカードです。
VISAデビットカードなら利用明細をWebで確認することもできるので、家計管理も楽になります。ぜひ、自分にあったVISAデビットカードを選んでくださいね。(執筆者:吉見 夏実)