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ここ1年ほど、お金の使い方は変わりましたか? 出費は増えましたか?
お金の使い方というのはそうそう変わらないものですが、ここ1年ほどで出費が増えたと感じている人は多いのではないでしょうか。昨年4月の消費増税に加え、小麦粉やバターなどの生活用品をはじめとする相次ぐ値上げによって、買い物するモノは変わっていなくても出費が増えるという状態になっています。
今度もさまざまな値上げが予想されていますが、収入が上がる見込みは無い人の方が多いですから、値上げに対抗できる節約法を身に付けなくてはなりません。では、どうすれば値上げに対抗できるのでしょうか?
目次
値上げを無かったことにする方法
モノによって値上げの幅は異なりますが、ここ1年間で考えてみると、1か月あたり3~5千円程度は出費が増えたような感じるのではないでしょうか? 逆に言えば、月に3~5千円程度の節約ができれば、値上げ前と同じ感覚でお金が使え、1年前と同じように貯蓄ができる、と考えることができます。
冷蔵庫の中身を確認してから買い物に行く
食材は長期間保存できるモノではないので、腐らせることが無いよう計画的な買い物をしなければなりません。冷蔵庫の中身を見て、「あるモノだけで作れないか?」を考えてから本当に必要なモノだけ買い物に行くようにすれば、1回数百円は節約になります。
服や本など、売れるものは売る
古い服や本を手放すとき、当然のように「捨てる」という選択をしていませんか? 服も本も、それからバッグや靴なんかも、売ろうと思えば売れるものです。手数料などでマイナスになってしまうようなモノ以外は、基本的には売って処分してはいかがでしょうか?
コンビニは月3千円まで
コンビニはスーパーと比べると割高になることが多いので、自分で予算を決めてその範囲でとどめるのがおすすめです。(3千円というのはあくまでも例です)自分で決めた予算額を毎月まとめてEdyなどの電子マネーにチャージしておくと予算内でやりくりするという意識が働きやすくなりますよ。
徒歩・自転車の移動を増やす
交通費やガソリン代も、1年前に比べると高くなっています。徒歩や自転車で行ける範囲なら、なるべく車やバスは使わないようにしましょう。
水筒を持ち歩く
水筒を持ち歩くのは節約&エコの定番ですが、意外と実践している人は少ないものです。ちなみに、ちょっと買い物に行くという程度の外出の際には、わたしは水筒の代わりにキャンディを持って行き、喉の渇きをうるおしています。これだけで、自販機やコンビニで飲み物を買ってしまうのを防ぐことができます。
ちょっと意識するだけで値上げは無かったことにできる!
ご覧いただいたとおり、紹介した方法は簡単なものばかりです。普段は「そこまでするのは面倒くさいから」と実践されていないのかもしれませんが、少し意識して取り組むだけで、値上げによって余分にかかってしまう数千円のお金はすぐに無かったことにできます。
何も考えずにお金を使っているのと、節約を意識してお金を使うのとでは全然手元に残るお金が違います。ぜひ、普段から細かな節約を実践してムダ遣いを防いでくださいね!(執筆者:吉見 夏実)