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ワーキングマザー VS 専業主婦 それぞれに合った食費節約法は?

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ワーキングマザー VS 専業主婦 それぞれに合った食費節約法は?

 食費は、節約を意識している家庭とそうでない家庭では、大きく変わります。食費を意識していない家庭の場合、標準的な4人家族でも月に5~6万円、ヘタすると10万円近く使っているケースも。

 そこで、今回は食費の節約法についてご紹介したいのですが、比較的家事に手間暇をかけられる専業主婦のケースと、忙しく働くワーキングマザーのケースで分けてみたいと思います!


専業主婦ならネットチラシを制覇せよ!

 あなたは、インターネットのチラシを見たことがありますか?

 たいていのスーパーでは公式サイトでチラシの掲載をしているほか、「Shufoo!(シュフー)」などのチラシサイトでも見ることが可能です。(クックパッドにも特売情報の掲載があります)


≪「Shufoo!(シュフー)」などでは家の近くのスーパーのチラシを見れる≫

まず、普段行くスーパーのチラシを見てください。


 ふだん行くスーパーが複数ある場合は、それぞれのチラシをご確認ください。

 チラシの中から特売のモノを選び出し、家にある食材と合わせて、献立が作れるかどうかを考えていきましょう。

 おすすめは、5日~1週間分の献立を先に決めてしまうこと。今日だけでなく、明日・明後日分のチラシも含めてチェックし、買い物は2日以上に分けてもかまいません。とにかく、数日分の献立をまとめて考えることによって、食材のムダをなくします

 さて、献立を感がるときに役立つのが、レシピサイトです。

 たとえば、上記のチラシの特売品、長ネギ(49円)とピーマン(29円)を使った料理を検索してみましょう。

 ここでは、クックパッドと、AJINOMOTOが提供するサービス「レシピ大百科」で調べてみました。


≪クックパッドで検索してみた≫


≪クックパッド≫


≪レシピ大百科で検索してみた≫


≪レシピ大百科≫

 材料名を入れて検索するだけで、ずらりとレシピが出てきますね。

 家にある食材と特売の食材を2~3種類組み合わせて適当に検索してみると、スムーズに献立を決めることができます

 献立が決まったら、検索したレシピもどんどんブックマークに保存していってくださいね。また、チラシの中で購入を決めた食材は、買い物リストに追加していきます。

 買い物リストは、紙に書いてもいいですし、スマホのメモ帳を利用するのも手軽でおすすめです。

 数日分の献立を考えていると、どうしても、家に無い食材で、チラシにも載っていない食材を買わなければならないこともあります。この場合はもちろん購入すればいいのですが、一工夫してみましょう。

 たとえば、マイタケを使うレシピでも、その日の特売がしめじなら、しめじを使って作れないか検討します。(たいていいけますよね)

 また、チラシの配信などをやっていないような個人商店や、八百屋さんで安く手にはいらないか? ということも考えてください。


≪スマホのメモ帳に書いておくと修正も楽≫

 このように、買い物リストには買うものと、価格、数量を書いておくといいでしょう。価格を書いておくのは、周辺の八百屋さんなどで、さらに安く売っていた場合にそちらを選ぶことができるからです。

 また、「?」と書いているものに関しては複数の店舗を見て、もっとも安いところで買うようにします。

 専業主婦の方は、アサイチでこの作業をしてください。はじめは時間がかかるかもしれませんが、慣れれば30分から、せいぜい1時間程度でできるようになりますよ!

 専業主婦の強みは、時間の融通が利くことです。仕事をしている人と違い、アサイチでスーパーに行けますし、特売品が売り切れる心配もありません。また、「朝市」や「夕市」などのタイムサービスがある場合も、その時間に合わせて店に行くことができます。

ワーキングマザーなら特売食材のみを購入せよ!

 出勤時間にもよりますが、たいていの方の場合、「出勤前にスーパーで買い物する」ということはできません。時間はあっても、職場に食材を置いておくところが無い、という方もいらっしゃるでしょう。

 つまり、ワーキングマザーが買い物に行けるのは、たいてい平日の夕方か、もしくは休日、ということになります。

 仕事が終わってから買い物に行くにしても、いくら特売チラシを見てから買い物に行っても、売り切れになっていることもあります。筆者も、買い物に行きましたら案の定、ということがしばしば。


≪安い卵っていつも売り切れるの早いんですよね…≫

 いくら、仕事の休憩中に「シュフー」やら「クックパッド」を見て献立を考えていても、目当ての品が購入できるとは限らないので、専業主婦のように「あらかじめ買うモノを決めて買い物に行く」というのはおすすめしません。

 仕事帰りに買い物に行くなら、ぜひ「ぶっつけ本番」で買い物に行きましょう!

 店に入ったら、黄色い値札を探して歩きます。(店によっては赤でしょうか。とにかく特売の値札を探します)

 特売の商品で献立に使いたい食材は、どんどんカゴに追加していきましょう。


※注意※
特売商品でも、元から高いものには気を付けてください。

【例】
ブランド牛……100g1,000円が、特売で半額の500円
一般国産牛……100g298円

 これなら、特売じゃなくても普通の牛肉を買った方が安いですね。どうしてもブランド牛が食べたい! という場合を除いては、国産牛をお選びください。

 もちろん、特売の食材だけでは足りない場合もあるので、その他牛乳や豆腐など、普段の食卓によく上がるものは特売でなくてもカゴに入れましょう。

 目安としては、1週間で5千円程度。(米・調味料除く)この予算でやりくりできるように、週に一度の買い物なら1回5千円まで、週に2回買い物に行くなら1回2,500円までにおさまるようにいろんな食材を買いましょう。

 買い物が終わり家に帰ったら、そこから献立を考えます。


≪この日筆者が買ったもの。エリンギ78円・しめじ78円・にんじん19円・じゃがいも19円・カレールウ138円・糸こんにゃく75円・豚肉98円/100グラム≫

 とりあえず、買い物をした日は食材が豊富なので、そのとき思いつくものを適当に作ってもOKです。

 そして、残りの食材は、夜のうちに献立をある程度決めてしまいます。


≪エリンギとにんじんで検索してみた結果 39件も出てきました≫

 忙しい人にこそおすすめなのが、和食です。和食はおひたしや煮物など、数日間使いまわせるものが多いですよね。そのため、毎日何品も作らなくても、冷蔵庫の中の常備菜を使えば毎日の手間は減らせます。

 ちなみに、我が家の今日の献立はこんな感じになってます。

・肉じゃが(豚肉とじゃがいも、にんじん、糸こんにゃくを使用)
・れんこんの漬物(いただきもの)
・小松菜とおあげのおひたし(昨日作ったもの)
・あらめとにんじんの炊いたん(一昨日作ったもの)

≪和食は数日間使いまわせるので忙しいワーキングマザーの味方≫

 肉じゃがは汁まで飲めるよう薄味にしているので、あえてお味噌汁はナシで。筆者は京都出身なのですが、京都には「おばんざい」という文化があります。京ことばでは「おまわり」と言うもので、「ご飯の周りをぐるりと囲むもの」、要はおかずを指します。

 おかずを作るときは多めに作っておいて、数日間使いまわせるようにすることで、毎日の手間はさほど大きくなりません。

 また、「あらめ」や「切り干し大根」などの乾物は、たまに業務スーパーやネットショッピングでまとめて買うようにするとさらに節約になりますよ。

買い物の仕方で出費は変わる!

 食費の節約法としては、「もやしなどの安い食材を使う」とか、「品数を減らす」という方法もありますが、要は出費を減らせばいいのですから、特売商品を中心に買い物することで、節約するのはおすすめです。

 最近はさまざまなレシピサイトがあるので、ほぼ特売食材だけを買うような買い物の仕方でも、簡単に献立が組み立てられます。

 ポイントは、以下の通り。

◎特売商品に絞って買い物をする
◎1週間あたりの予算を決めてやりくりする
◎レシピにある食材は、安いもので代用できないか考える
◎和食中心にして楽しつつ節約する

買い物の仕方次第で、食費は節約できます。専業主婦の方は先にチラシチェック・献立決め、ワーキングマザーの方は先に買い物をすることによって、効率よく節約できるようになるはずですよ。ぜひ、お試しくださいね!(執筆者:吉見 夏実)


《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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