先日、大根を買いに行こうと思いました。
ネットでスーパーのチラシをあれこれ見ても、大根や安いところが見つかりません! その中で、大根が激安で買えるお店を見つけました♪





【大根を買うのにかかったお金】
大根……83円(税込)
電車代……26,690円
ランチ代……1,030円
合計……27,803円
【大根を買うのにかかった時間】
8時間
安い大根は、ときに高い。
目次
解説:
みなさん、わたしのことをバカだと思ったでしょう? 「ネタだろ」って思いましたよね?
もちろん、これはネタです。カメラスクロールに入っていた画像からいいのを選んで構成しただけです。
ただ、普段買い物に行くとき、これに近いことをしている人って案外多いんです。さすがに新幹線に乗る人はいなくても、「特売商品をゲットするために、ちょっと遠いスーパーまで遠征する」ということは多々あることではないでしょうか?
遠くのスーパーに行くために、バスや電車に乗って交通費をかけて行くとしたら結局節約なっていない可能性があります。
でも、今回わたしがお伝えしたいのは、それだけではないんです。「時間」をお金に換算することを、今回お伝えしたいと思います。

8時間働いたらいくら稼げますか?
もし、わたしが8時間かけて大根を買いに行くのではなく、その時間アルバイトをしたらいくら稼げたでしょうか?
時給1,000円なら8,000円。
時給1,200円なら9,600円。
これだけ稼げるなら、8時間かけて大根を買いに行くより、8時間働いて、近所のスーパーで198円の大根を買った方が断然お得ですよね。
では、もっと身近な例で考えてみましょう。
◎往復2時間かけて、ちょっと遠いスーパーで98円の大根を買う
この場合、1時間余分にかけることで100円得しています。言い換えれば、「特売の大根を買う」とう仕事を時給100円で引き受けた、ということになります。
それなら、その1時間を仕事に充てて、800円でも1,000円でも稼いだ方がいいと思いませんか?
そんな都合よく仕事は見つからない?
これはあくまでも机上の空論であって、実際には難しい、と思っている人が大半です。たしかに、近所のコンビニでバイトするにしても、自分の都合に合わせて、1時間だけとか週に1回だけ、みたいな働き方をさせてもらえることはありません。
また、専業主婦の方の中には、「小さい子供がいるから仕事はできない」という人も多いですよね。専業主婦の方は、収入を増やせない分、支出を減らすことによって家計を支えておられますし、節約するためには多少時間のロスがあるのは仕方ない、と思っておられるはずです。
しかし、今はどんな人でも、すきま時間を活用して収入が得られる時代です。
そのヒントは、クラウドソーシングです。
正規雇用でも非正規雇用でもない、最近注目を浴びている「第三の働き方」。いわゆる「フリーランス」で働くことですが、この中には会社に勤めながら副業として収入を得ている方や、専業主婦の方がすきま時間を活用して収入を得ているというケースも多いんですよ。
仕事内容は、WEB制作やデザインなど専門的なものもありますが、アンケートに答えるだけ、簡単なブログ記事作成など、素人でもできる仕事もたくさんあります。
というわけで、わたしも挑戦してみました。

「クラウドワークス」、「サグーワークス」など、複数のクラウドソーシングサイトと提携していて、一括でお仕事探しができます。
クラウドワークスで、こんな仕事に挑戦してみました。

クラウドワークスにあるタスクで、生活に関する記事を700文字以上書いたら91円もらえるそうです。
なお、一応わたしはライターのはしくれなので、この記事を書くのにかかった所要時間は3分でした。仕事を探す手間も含めて1件10分かけるとしても、1時間がんばれば546円の収入になります。1件5分でこなせたら1,092円です。
※手数料が引かれるので注意しましょう。
慣れてくると作業時間が縮められますし、文章を構成する力がついてくるともう少し単価の高いお仕事もできるようになってくるので、アルバイト並みの時給を稼ぐことも可能です。

また、もっとお手軽なモノとしては、アンケートに答えるだけ、というものもありました。

Tポイントがもらえます。
1件やって、4ポイント(4円)。
内職レベルの報酬ですが、ちょっとした空き時間でもコツコツ稼げるので専業主婦の方はもちろん、フルタイムで働いている人でも利用しやすいと感じました。
このように、時間をかけて遠いところに買い物に行くぐらいなら、その時間でちょこっと「プチ稼ぎ」した方が断然お得です。
一般的なアルバイトやパートだとこんな柔軟な働き方はまずできません。だからこそ、「100円得するために1時間かける」ことに対して抵抗が無いんですね。
でも、最近はクラウドソーシングの普及により、誰でもいつでも、短時間でちょっとした収入を得ることが可能になっています。買い物や移動に時間をかけて節約するのではなく、「買い物は近所で済ませて浮いた時間で収入を増やす」という方法も取り入れてみてはいかがでしょうか?

本当は新幹線で買いに行ったのではなく、ネットスーパーで注文して持ってきてもらった大根なのでした。(執筆者:吉見 夏実)