わが家のTTP交渉 FPに相談する前夜[背景]
父・・・凡人ユー君
母・・・恐妻家ア-ちゃん
娘・・・浪費家キ-ちゃん

娘:「パパア~」
父:「・・・」
母:「父~さん」
父:「・・・」
娘:「おやじ~っ」
父:「・・・」
母:「ユー君?」
父:「・・・」
母: 「しばくぞ!」
父:「○△×□」
娘:「いみっフメイ?」
母:「ストレスたまるわ~っ」
父:「・・・なんだよ? 日曜日ぐらい静かにしてくれよ。」
母:「今日外食やめだからねっ!」
娘:「おやじ~っ節約しなきゃダメダメ」
父:「えーっ? キーちゃんだって楽しみにしてたじゃんか?」
母:「ガソリンも高くなったし! 電気代も値上げだからね? しめないと?」
娘:「来月からゴルフもだめだからねっ!」
父:「それはないよ? 釣りやめるわ!」
母:「パパのお仕事のお付き合いだからねっ! 回数へらしてよっ!」
父:「それもないよ? 最近腕あげてんだろ! おみやげもらってんだろっ?」
娘:「ああ~安っぽいケ-キね。来月優勝したら考えてあげるねっ!」
母:「ありえないことよく言うねっ! この子は?」
娘:「ふっふっ~ん!」
父:「よーしっ優勝してやるぞ!」
母:「しめるのは首にしようか?」
父:「・・・なんだよ? はやまるな?」
母:「どれだけ厳しいか? 教えてあげようか?」
FPに相談したママ友に教えてもらって家計簿をチェック。
家計簿を出してとことん糾弾? 収支のバランス崩壊見込み。
放置すると貯蓄がパンク寸前。大きな支出見込み。
父:「お給料が減少したわけでもないよな?」
娘:「私ね! 専門学校いくから」
父:「短大いくって言ってたよな?」
母:「やりたいことが見つかったのよ?」
父:「そっかあ? どっちにしても入学するのにまとまったお金がいるものだ?」
母:「そこに税金や公共料金のUPでしょ?」
燃料・公共料金ののきなみUP
明年より軽自動車税のUP・消費税10%など
娘:「私ね! 自動車免許取ったから、車(新車)欲しいの」
父:「いたあ~っ、まだあるのかよっ?」
母:「だから、私達の車は中古の軽自動車に変えるからねっ」
かわいい一人娘にメロメロのユー君は娘の進路、おねだりには大変弱い。
娘の最小限の願いは叶えてあげたい。と決めている。
父:「なんだよ。それは?」
母:「私のママ友がね? FPさんに相談して決めたって」
FP相談までに、様々なストレスを抱え、体調を崩された方もいる。
カウンセリング能力を持ったFPに相談することで人生が変わることも。
いわゆる3種の神器「住宅・保険・資産運用」だけがFP相談ではない。
もちろん、マネ-プランで大きな支出を抑え、お金にも働かさせることも有効。
ただしこれは、一つの手段に過ぎない。
さらに人生の最終章へリタイアメント・プランニングが重要となる。
欧米など世界と同様、熟年離婚、死別などでも、未亡人とは限りませんから
男性も女性も個人個人のプランを本気で考える時がきている。
父:「FPが言ったのか?」
母:「私のママ友がね? 自分で気づいたのよ!」
父:「ふん、FPはその程度かい?」
母:「そうではなくて、随分、本質にせまったアドバイスだったって」
父:「おれも譲れないところがあるからな、わが家のTPP相談に行って見ようかな?」
母:「私はTTP交渉ね!」
父:「なんだ! それっ?」
T・・・助けて
P・・・ピンチなの
以上(執筆者:木村 正人)