今月は少々閑話休題でいつもとは違う話題をご提供します。
皆さん、「Apple Watch」というものをご存知でしょうか。iPhoneと連動できる腕時計ですが、「腕につける未来」なんてキャッチフレーズでこの4月に販売されました。私も早速予約していて、先日のアメリカ出張の当日に商品が到着し、道中で嵌めていたところ、初対面の方から声をかけられることが非常に多かったです。
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「はい、そうですが」
「どうですか?」
「けっこう面白いですよ。大人の男のオモチャには最適ですね」
「どんな機能あるんですか?」
「例えばですね……」
と言ったかたちで、全然見ず知らずの方から声をかけられ、Apple Watchのことで30分ぐらい平気で話が盛り上がりました。日本人だけでなくアメリカ人からも声を掛けられました。これは帰国後も続き、「Apple Watchはアイスブレイクに最適だな」と判断した次第です。
とあるマーケティング会社のアンケート調査によると、世界的に話題のApple Watchですが、東京・大手町のサラリーマン100人に「Apple Watchは欲しいですか」と聞いたところ、「欲しくない」が76人、「欲しい」と答えたのは24人だったそうです。また、その24人中、実際に購入したのは4人にとどまったという結果がでています。
どうも大方の方々がまだまだ様子見のようなのです。でも皆さん、興味深々なのでしょう。ですから嵌めている人がいると初対面でも声をかけてくるのでしょう。
よくフルコミッションの保険営業や不動産営業で初対面の見込み客との面談時のアイスブレイク(お互い初対面の緊張関係をほぐす手法)は何が適当かというテーマがありますが、現時点ではこのApple Watchはそのアイスブレイクには格好の商品に違いないと経験しました。
マネー管理にオススメのアプリと使い方
また、マネー管理の使い方としては、いくつかの対応アプリがお勧め。
最大10個の銘柄や指標を登録・一覧表示でき、前日比で値動きの激しい銘柄は赤、下落銘柄は緑など色分け表示してくれる。また、指定した価格に到達したら、通知する機能もあり、売買タイミングを逃さずに済む。
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「Moneytree」
Apple Watchにいち早く対応した家計簿アプリの代表的存在。ジョギングの距離を測るような気持ちで、デイリー・マネー管理が可能。
「ヤフオク!」
入札中のアイテムをリアルタイムにウォッチ(監視)できます。オークションで欲しいアイテムを確実に落札するための秘密兵器。会議中にiPhoneを出さなくてもオークションの状況確認や対応が可能。
その他にもApple Watch対応アプリが増えつつあります。皆様もどうですか? Apple Watch。面白いですよ。(執筆者:伊藤 克己)