
成功トレーダーの方とお話をすることがあります。億トレーダーの方もいらっしゃいます。
投資とトレードは違うということをこのサイトで書きました。トレードをしている人たちは、分刻みのトレードが中心です。主にFXトレードが中心で、株のデイトレーダーの方もいます。
トレードはかなりメンタル、精神的なタフさが要求されるので、お話をしていて、精神力の強さ、自分への厳しさを痛感します。
投資の手法で成功している人も仲間にはいます。株式投資の大ベテランで、何十年も投資の世界で生き残っている人たちです。彼らは、トレーダーのような研ぎ澄まされた精神力を必要とはしていませんが、損失の管理は非常に素晴らしいです。
ベテラン投資家が常ずね口にされるのは、いかに損を最小限に抑えて利益をいかに大きく伸ばすかということです。それを日々、突き詰めているようです。
そのためにはマーケットには長くいないこと。先のわからない混沌とした世界には、利益確定して勝ち逃げするのが良いと言っていました。少なくすることが勝つことだという哲学ですね。
実際に大きな資金を相場に入れている人の話と、FPや多くの金融機関の方が言う長期投資の話との間にギャップを感じますね。
長期投資はそれはそれで重要ですが、今巷で使われている長期投資の考え方は、意味合いと使われ方が、ちょっとが違うような気がしますね。
目次
投資成功者の2つの共通点
1. 損を受け入れている
その話は別の機会にするとして、トレーダーの方も投資家の方も、共通しているのは損を受け入れているということです。投資の世界で絶対はなく、損をしないということは皆無であるということを、心から、骨の髄まで理解しているというところです。
2. 心を磨くことが成功につながると信じている
そしてもう一つ共通点があります。それは何かスピリチュアルめいたもの、精神的な拠り所を持っているということです。見えない世界を楽しむのではなく、自分の精神を鍛えるという意味でのことです。自分の心を磨くことが成功につながると信じていることです。
それは何も、毎日神社にお参りするとか、滝に打たれるとかというものではありません。西に黄色のものを置くという類のものではありません。毎日「ありがとう」を100回言うものでもありません。
それは考え方を変えるということです。一言で言えばポジティブシンキングですかね。
多くの成功者は、なんらかのマインドに関する書物をよく読んでいて、「引き寄せの法則」に関する本は読んでいる人が多いですね。それだけトレードや投資において精神力は重要だということですね。
トレードや投資は人間を鍛えることだ…これも彼らからよく聞く言葉です。
そして、成功者の全員が、精神を鍛えることで、お金に好かれる体質になっているということです。これはトレードや投資の世界だけでなく、ビジネスの成功者にも言えることです。
投資に向いている向いていないは関係ない。投資に向くように自分を変えれば良い。要はその人がお金に好かれる人かどうかが重要で、お金に嫌われる人はさすがに投資では成功しないと言うのです。
お金に好かれる人と嫌われる人の違い

ではお金に好かれる人、嫌われる人とはどのような人なのでしょう。
1. お金に嫌われる人の特徴
お金に嫌われる人の特徴を見てみましょう。
損をするのはマーケットのせい
神様が投資をしてはいけないと言っている
投資で儲けるのはよくない
投資する環境が悪い
時間がない
知識がない
お金がない…
投資ができない理由はいくらでも並べられます。「思い癖」と言うのだそうですね。一言で言えば全てネガティブなものばかりです。
2. お金に好かれる人の特徴
お金に好かれる人の発想はこうです。
いつでもお金は手元にあり、投資や事業で成功しているイメージしか湧かない。常に経済的ゆとりを持ち、笑顔でいられ、心は常に穏やかでいられます。経済的余裕を手にすると楽しく、相手を思いやる余裕もあります。
これを常にイメージしている、必ずなると信じて疑わないそうです。
女子サッカー澤穂稀選手は、「ワールドカップで優勝できたらいいな」ではなく、「優勝したら楽しいだろうな」と思っていたそうです。そうです。楽しいことを引き寄せましょう。
実は多くのプロアスリートは、この発想をしているのです。本田圭佑選手は小学校の頃から、セリエAで背番号10番をつけてプレーしていることを当然のようにイメージしていたそうです。
ちょっと話が怪しい方向に行きかけていますが、お金に好かれる人とはそういうことなのです。それを、多くの成功者は口にしています。100人が100人全員と言っても過言ではないと思います。
先ほどの「引き寄せの法則」によれば、自分の想い全てが目の前で実現するそうです。それは願っていることも、嫌だなと思う願っていないこともだそうです。特にネガティブな発想は、ポジティブな発想よりも実現しやすく、早く目の前に表れやすいそうです。つまり、良いことも悪いことも全て自分が引き寄せているのです。
お金に好かれる人は、お金が心地よいことしか思わない習慣ができているのですね。
ここで重要なことですが、幸いにも、一つのことに対する想いは一つしか叶わないそうです。つまり、上書きができるそうです。ネガティブなことを思ったらたら、すぐに別のポジティブな言葉で上書きすれば、最後に思ったことが実現するそうです。
この辺りは引き「寄せの法則」の本がたくさん出ていますから、そちらを読んでください。
お金に好かれる体質になりましょう。これができていないといくら投資の勉強しても儲からないそうですよ。多くの成功者が語っているから間違いないです…。(執筆者:原 彰宏)