5か月で10万円を貯める企画も残すところあと1回となりましたが、中には貯金のペースが追い付いていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は遅れを取り戻す方法として、「不用品を売る」ということについて考えてみたいと思います! 人によっては、1万や2万というレベルでなく10万円以上手に入るかもしれません。それでは、チャレンジしてみましょう!

目次
片付けついでに不用品をかき集めよう
家の中に何一つ不用品が無い、という方は少数派です。たいていは不用品があります。無駄なものがたくさんあったり、「今度捨てよう」と思いながら放置されているものだったり、あなたの家にもありませんか?
あなたにとっては不用品でも、どこかの誰かにとっては必要なものかもしれません。そして、需要がある以上は、その不用品を売ることもできるのです。
できれば家じゅうを探索して不用品を集めてみて欲しいのですが、重点的にチェックしていただきたい点をまとめました。
本

小説や実用書、漫画など、古紙回収に出すのではなく、売ってしまえばお金になります。
我が家でも、とりあえずこの3冊は手放すことにしました。
人気が高くそこそこの値段がつきそうなものならAmazonマーケットプレイスで売るのがおすすめです。人気の無い本の場合はブックオフへ。また、売る手間をかけられない人も、ブックオフが手軽でいいでしょう。
ブックオフなどの古本屋だとあまり高値はつけてもらえませんが、量が多いと何万円もの金額になることもあります。
衣服、バッグ、靴などファッションアイテム

服は、自分の分や子ども分から不要なものを集めていきましょう。
ひとまとめにしたら、そこからさらに「売れそうなもの」と「売れそうにないもの」に選別していきます。

状態が良く売れそうなものはメルカリなどのフリマアプリやヤフオクへ。まだ着られるけど良い値段は付きそうにないものなら、数点まとめて「福袋」として販売するのがおすすめです。特に子供服の場合は、サイズを揃えて「男児130福袋」のように売り出すと買い手がつきやすくなりますよ。

福袋にしても売れなさそうな服は、量が少なければそのまま廃棄した方がコストがかからず済みますが、量が多い場合はダメ元でYahoo!買取などの買取サービスにまとめて送ってしまうのも良いでしょう。値段が付かないものもそのまま処分してもらえるので便利ですよ。
CD、DVD、ゲームソフトなど

もう聞かないCDや全然見ていないDVDなどは、処分してしまいましょう。音楽はPCに取り込んだりiTunesに取り込んだりしている人も多いのでは? 「万が一、iTunesのデータが消えてしまったりしたら泣いちゃう!」というレベルで思い入れのあるものならCDも残しておくといいですが、そうでないものなら思いきって処分してもいい、と個人的には思います。
映画に関しても、DVDを持っていなくても最近は動画サービスも充実しているので、たいていの作品はいつでも見ることができます。動画配信サービスのラインアップに入っていないもので、なおかつ思い入れの強い作品だけDVDで残しておくと良いのではないでしょうか。
これらに関しても、販売ルートとしては本と同じで、Amazonマーケットプレイスか、ブックオフなどへの持ち込みが基本です。
子供のおもちゃ

子供の成長とともに使わなくなってしまったおもちゃは、我が家ではどんどん処分しています。子供が噛んだりなめまわしたりしていてとても売れないようなものは廃棄するしかありませんが、状態の良いものならヤフオクやメルカリで売れます。
さらに、「買ったけどほとんど遊んでいない」とか「祖父母に買ってもらったけど未開封のまま」といったかなり状態の良いものの場合は、まんだらけのようなショップに持ち込むと高値がつくものもありますよ。
家具・家電

家具・家電に関しては、捨てるにしても手間がかかります。大型家具だと粗大ごみとして捨てなければなりませんし、家電の場合はリサイクル料を払わなければ捨てられないものもあります。
それなら、リサイクルショップに売ってしまった方が良いでしょう。ただし、ヤフオクなどの場合は送料もバカ高くなってしまうため、高値で売るのは難しいです。手間を考えれば、地元のリサイクルショップに出張買取に来てもらうのが一番楽ですよ。
売るときに注意すること

不用品を売る際の方法としては、主にリサイクルショップなどへの持ち込み(or宅配買取)か、ヤフオクやメルカリを利用する方法の2つがあります。
クリーニングしてから売ろう
どんな方法で売るにしても、汚いままでは売れません。ヤフオクなどネットを介した売買の場合は特に実物を見ての取引ではありませんから、汚い商品を送ってしまうとトラブルになることもあります。
できる範囲で良いので、衣類なら洗濯を、それ以外のものでも表面を拭くなどしてキレイな状態にしておきましょう。

【ヤフオクやメルカリなど、自分で販売するなら特に注意!】
欠点は正直に伝えよう
リサイクルショップであれば店員がしっかり査定するので問題ありませんが、ヤフオクなどへ出品する場合は、商品の欠点についてもきちんと明記しておきます。クリーニングしても取れなかった汚れがあるとか、部品が錆びている部分があるなど、その欠点のアップ画像とともに出品するのがおすすめです。
ルールを理解して出品しよう
ヤフオク、メルカリ、Amazonマーケットプレイスなど、それぞれのサービスには販売する上でのルールがあります。自分が利用するサービスのルールはきちんと把握しておいてください。
初めてサービスを使う方は特に、初心者向けのガイドに目を通すようにしてくださいね。

対応は早く、梱包は丁寧に
ヤフオクなどのサービスでは、取り引き終了後にお互いに評価を付けあうことができます。良い評価が貯まっていくことによって出品者としての実績が上がり、購入者・落札者の方からの信頼を得やすく、高値でも売りやすくなります。
そのためには、取り引きのメール対応や迅速におこないましょう。基本は「気づいたらすぐ」、遅くとも24時間以内を心掛けるのがおすすめです。旅行などでどうしても対応が遅れる場合は、事前に商品ページにその旨を記載しておくと親切ですね。
そして、梱包も大切です。楽天やAmazonなどのネット通販を利用するときの梱包を参考にすると良いですよ。梱包材は100均でも手に入りますし、出品するモノの量が多い場合はホームセンターなどで手に入れた方が安くなります。
手間をかけたくないならリサイクルショップへ!

高く売りたいなら、やはり手間をかける必要があります。商品ごとにどのサイト・アプリから売るのが高く売れやすいかを比較し、商品ページを作り、梱包や発送も自分でやらなくてはなりません。
一方、フルタイムで働いている方や売りたいモノの量が多い方の場合は、無理せずリサイクルショップでまとめて売ってしまった方がいい場合もあります。一つひとつは安くても数が多ければそこそこの金額にはなりますし、今回の「10万円貯める」という企画に追いつく程度の利益は出るのではないでしょうか。
不用品を売れば、臨時収入が手に入るだけでなく家の中もスッキリして快適になりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!(執筆者:吉見 夏実)