現在、何種類発行されているかわからないほどたくさんあるクレジットカードですが、数多くの種類のクレジットカードも「プロパーカード」と「提携カード」の2種類に大別することができます。
目次
プロパーカードと提携カードの違い

プロパーカードとは、クレジットカードの発行会社が単独名義で出しているクレジットカードのことで、緑色の券面が特徴的な
です。ポイントプログラムも、クレジットカードの発行会社独自のポイントが付与されるケースが多いようですね。
提携カードは、クレジットカードの発行会社のほかに提携企業の名前があるクレジットカードのことで、同じアメックスでも「ANAアメリカンエキスプレスカード」はアメックスとANAの提携カードです。ポイントプログラムに関しては、提携先のポイントプログラムか発行元のいずれか、もしくはその両方のポイントがたまるケースもあります。
プロパーカードのメリット、デメリット
プロパーカードは、カードに付帯している旅行保険やコンシェルジュなどのサービスが充実している傾向があり、ゴールドカードやプラチナカードなど、上級カードのラインナップも多いです。シンプルな券面デザインはスタイリッシュです。
一方で、年会費はほぼ有料となっており、ポイントの還元率も必ずしも高くはありません。
提携カードのメリット、デメリット
提携カードは、前述したように発行元と提携先のポイントプログラムの2重取りができる可能性があり、ポイントをためられる可能性が一気に広がりますし、年会費も無料なカードが結構あります。
一方で、ゴールドカードやプラチナカードなどの上級カードを用意しているケースは、プロパーカードほど多くはなく、付帯サービスもプロパーカードほど充実していません。提携先の名前が入っているので、デザイン性も高くないかもしれません。
じっくりステップアップを考えているならプロパーカード、すぐにお得感を感じたいのであれば提携カードがいいかもしれませんね。(執筆者:角野 達仁)