
痴漢は卑劣な犯罪です。
痴漢の被害に遭ってしまった方はもちろん、痴漢に関して最近増えているのが「冤罪」です。
「この人痴漢です!」と言われた人は何の痴漢行為も行なっていないにもかかわらず、相手の勘違い、もしくは示談金目的の「美人局」まがいのことを「目撃者」と共謀してしてくるケースもあるというのです。
これら広い意味での「痴漢の被害者」を救済すべくある保険、「男を守る弁護士保険」「女を守る弁護士保険」を今回は紹介しましょう。
目次
痴漢に関するヘルプコールがついている
痴漢被害に遭った際、すぐに弁護士にヘルプコールをできる特典がこの保険にはついています。
利用は保険期間中1回のみですが、ヘルプコールはもちろんのこと、事件発生後48時間に発生した弁護士の相談料や接見費用は、利用者が支払う必要はありません。
痴漢に遭ってしまった方だけでなく、痴漢冤罪の被害者にも同様の特典がついています。痴漢冤罪のヘルプコールは平日の7時~10時及び17時~24時と、痴漢冤罪が発生しやすい日時に受け付けています。
こちらもヘルプコールはもちろん、発生48時間以内の弁護士の相談料や接見費用は保険会社が支払ってくれますので、利用者が支払う必要はありません。
事件発生直後、すぐに弁護士を呼ぶことで人生を大きく左右しかねませんので、この対応はうれしいですね。
痴漢以外の弁護士相談も

痴漢以外にも、弁護士には相談したいことがたくさんありますよね。
離婚問題や遺産相続、ご近所トラブルに欠陥住宅、会社のリストラにいじめ、医療過誤に金融商品問題、喧嘩に家へのイタズラ、引っ越し事故やその他お困りごと…。
この保険に加入している人でお悩みのことがあれば、弁護士に無料で相談ができます。
無料相談の範囲を超えるともちろん有料となりますが、その際には弁護士から事前に案内がありますので弁護士費用をぼったくられることもありません。
それ以外の補償も
もちろん、それ以外の補償もあります。
自分が被害者になった時の弁護士費用等保険が最高300万円、法律相談費用保険金が最高10万円補償されます。
交通事故や階下への水漏れ、物損事故など自分が加害者になった時には、個人賠償責任保険が最高1000万円補償されます。
気になる保険の掛け金ですが、月額590円、年額ですと6400円で、保険期間は1年です。
申し込みはパソコンやスマホからできます。年額払いではクレジットカード、コンビニ払い、銀行振り込みが利用できますが、月額払いではクレジットカードしか利用できません。
いざという時あなたを守ってくれる保険、1年単位のお手軽な保険にぜひ加入しましょう。
注意点
どんな弁護士を紹介してもらえるのかは注意した方が良さそうです。もし痴漢犯罪をやったことがない弁護士ですと、対応に不満を感じるかもしれません。
また、ジャパン少額短期保険の他の損害賠償責任保険に加入していた場合、重複して受け取れないのも注意点です。 そして、他の損保会社の製品の方がコスパは高いというのもデメリットでしょうか。(執筆者:角野 達仁)