3月4日、リクルートカードプラスのスペックが一部改悪になるとの発表がありました。
筆者のメインカードはリクルートカードプラス、現時点でポイント還元率2.0%と最強のカードだけに、衝撃が走りました。
リクルートカードプラス改悪の中身、そして現時点での最強スペックカードは何か、あらためて確認してみます。
目次
リクルートカードプラス改悪の中身とは
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今回、リクルートカードプラスのスペックで変更になったのは、以下の点です。
電子マネー「nanaco」、「モバイルSuica」へのチャージにおいて2%分ポイント加算
≪変更後≫
電子マネー「nanaco」、「モバイルSuica」へのチャージにおけるポイント加算対象外
変更日付:2016年9月16日(金)以降のデータ到着分から(9月16日前にチャージをしてもJCBへのデータ到着が9月16日以降ならば、ポイント加算対象外)
商品購入以外に電子マネーへのチャージも2%分ポイント加算となっていたリクルートカードプラス。そのポイント加算が一気に0%になるこの改定は、明らかに改悪と言えます。
参考=【重要なお知らせ】リクルートカードプラスにおけるポイント加算対象の改定について
スペック改悪の対処法
リクルートが発表した【重要なお知らせ】にも記載されていますが、リクルートカード(年会費無料、リクルートカードプラスのサブ的カード)では電子マネーチャージにおけるポイント加算は継続されます。
他カードを見ると、nanacoを代表とする電子マネーチャージでポイント加算がされるのは、ほとんどがJCBブランドのカード。しかし、リクルートカードに限ってはVISAブランドでも電子マネーチャージでポイント加算となります。
今までリクルートカードプラスで電子マネーチャージをしていた人は、リクルートカードでのチャージに乗り換えるのが一番お得です。
楽天カードやYahoo!JAPANカードでも電子マネーチャージは可能ですが、リクルートカードプラスをメインカードとしているなら、リクルートカードと併用して効率よくリクルートポイントをためることができるからです。
ちなみに、リクルートカードプラスを保有している方は、リクルートカードはVISAブランドのみ発行可能(JCBは不可)となっています。
電子マネーチャージをするなら、還元率最強のリクルートカードプラス(JCB)+リクルートカード(VISA)がおすすめのベストパートナーです。
現時点でスペック最強のクレジットカード
リクルートカードプラスのポイント加算方法改定発表と同時に、もう一つ気になるお知らせがありました。
それは、リクルートカードプラスの新規申込およびリクルートカードプラス家族カード申込受付停止、というものです。
(※4月15日(金)までに手続き完了が条件)
リクルートカードプラス家族カード申込期限:2016年5月15日受付完了分
(※資料請求は4月30日(土)まで、6月10日(金)までに手続き完了が条件)
なぜ新規受付を停止するのか? いつ再開するのか? 憶測の範囲に過ぎませんが、さらなるスペック変更のための準備? の可能性は0ではないのかと。
というのも、上述したようにリクルートカードプラスは還元率最強で2.0%。第2位のカードは基本的に1.50%と、還元率に大きな開きがあります。
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2015年12月から、REX CARD、漢方スタイルカード、リーダーズカードのジャックス系3カードが挙って還元率を改悪しました。よって、リクルートカードプラスの還元率が群を抜いているわけです。
この差を少し縮めて負担を減らそうとリクルートが動いても何らおかしくはないのですが、少なくとも現時点では「ポイント還元率2%、年会費2,000円(税別)は変更ございません」とのこと。(前出のリクルートカード【重要なお知らせ】)
それを前提にクレジットカード最強スペックの現況を見ると、やはりリクルートカードプラスが最強の座に居座ることになります。
リクルートカードプラスがいつまで還元率最強でいられるのか、他社の追随があるのか。カード業界のアイドルたちに熱視線を送っていきたいと思います。(執筆者:堀 聖人)