国内旅行と比べて、海外旅行は何かと不安が多いものです。言葉の問題や文化の違い、土地勘のなさなど枚挙に暇がありません。
そんな時、日本語や日本のブランドを見るとほっとする経験があると思いますが、日本のクレジットカード会社であるJCBが海外の主要都市に展開する「JCBプラザ」もその一つです。
今回は、JCBプラザの魅力やメリットを「JCBプラザラウンジ・パリ」を例に挙げて紹介しましょう。
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目次
JCBプラザラウンジ・パリの基本情報
JCBプラザラウンジ・パリの場所はオペラ座近く、カルティエ本店のはす向かいです。
オペラ座界隈は「リトル・トーキョー」とも呼ばれており、日本食レストランや日本の書籍を扱う書店、日本の航空会社の現地オフィス、日本の旅行代理店も現地事務所を構えていて、どこか日本人がほっとできる界隈です。
営業時間は9時~17時、土日祝日が休業日です。
「プラザ」のサービス
JCBでは、「プラザラウンジ」の方が「プラザ」よりもサービスも充実しています。
ここでは、JCBプラザ共通のサービスを見ていきましょう。
まず、チケットなどの手配ですが、現地ホテルの手配や、TGVとバスのセットなどの手配もしてくれます。
基本的に、JCBプラザラウンジ・パリでは手数料の類を一切取っていませんので、言葉や機械に不安がある人にとってはありがたいですね。
もちろん、現地パリの観光情報などが壁にも貼ってありますし、Wi-Fiも無料ですので、スマホで観光情報を調べることもできますよ。
そして、重要なクレカの紛失や盗難のサポートは言うまでもありません。
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「プラザラウンジ」のサービス
では、「プラザラウンジ」のサービスはどうなのでしょうか。
「プラザ」のサービスに加えて、インターネットやプリントアウトの無料サービスがあり、パソコンで調べた観光情報を紙に印刷できます。
日本語の新聞や雑誌、現地ガイドブックや情報誌の閲覧も可能です。
その他のサービスとしては、ドリンクサービスやマッサージ機のサービスがありますが、意外とうれしいサービスが貸し傘と荷物の当日中預かりサービスでしょう。
パリで傘をさす機会はそうないゆえ、いざ傘を買おうとしてもなかなか見つかりません。
パリに朝早く到着してからチェックインまでの間、または早朝にチェックアウトしてからフライトまでの間、スーツケースを引きずって観光するのは大変です。
しかしコインロッカーもほとんどありませんので、このサービスはかなり重宝します。
ちなみにパリには、JCBプラザラウンジ・パリ以外にもJCBプラザ・パリがあります。
ここは土日祝日も電話受付をしてくれるのですが、「プラザ」のサービスのみですので注意しましょう。(執筆者:角野 達仁)