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私の人生を変えた住宅購入
4月に入り、就職、転勤等で新たな環境、住まいの中で新生活をスタートされた方が多くおられることと思います。その中のほとんどの方が賃貸住宅を選択されているのが現状ではないでしょうか。
一生賃貸住宅暮らしのままですか?
私も30歳の時に住宅が必要な状況になり、最初は賃貸住宅を検討していました。しかし、たまたま立ち寄った本屋で立ち読みしたマネー雑誌の記事を見て、住宅購入にシフトチェンジしました。
その時の記事に出会うことがなかったら、今の私はないと思うぐらい振り返ると大きな出来事でした。その時の記事の概要が以下の内容です。私の記事を読み、35年後に私と同じ思いをしていただけたら幸いです。
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住宅ローンは積立貯金
マイナス金利時代の低金利住宅ローンを利用して住宅という資産を若いうちから形成しましょう。
住宅という担保があれば、金融機関はお金を貸してくれます。
極端に言えば、賃貸料はドブに捨てるようなものです。
住宅ローンは積立貯金と考えましょう。
賃貸住宅の場合
年間合計金額96万円
35年間払い続けると総額は3,360万円になります。
住宅ローンの場合
期間35年
全期間固定金利1.6%で借入すると毎月の返済金額6万3,215円
年間返済金額合計75万8,580円
35年間の総返済金額(元金+利息)2,655万63円になります。
マンションという資産を手に入れる
マンションを購入すれば毎月管理費、修繕積立金が必要になります。また固定資産税も必要になります。
上記費用はマンションの場所、広さによって差があります。
上記の条件で、2,000万円の住宅ローンの借入をしてマンションを購入すれば家賃並みの費用ですみます。
マンションの維持管理費(管理時、修繕積立金、固定資産税)を含めても自己資金がなく、頭金なしの全額ローンで購入するのも可能です。
マンションを購入するには諸費用が200万円前後必要になります。
条件(年収、勤務年数)が整えば、上記の諸費用も含め全額ローンで購入可能なケースもあります。
25歳でマンションを購入すれば、35年後の60歳時には住宅ローンは完済し、マンションは自己所有になります。
マンションという資産を手に入れることになります。以後管理費、修繕積立金、固定資産税等の支払いのみになります。
一方家賃生活を続けていると、60歳以降も家賃を払い続けることになります。また資産は何も残りません。
定年退職し、年金生活になった時に家賃を払い続けるのは生活苦につながります。
20歳代の判断が老後の生活に大きく影響します。
住宅ローンという積立預金を続けていけば、最終的に住宅という資産を手に入れることができます。
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以上です。次回は将来優良資産になるマンション選びの方法を体験談を交えながら語らせていただきます。(執筆者:中井 泰男 )