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一番悩みの多い売買のタイミングについて
読者様からいただく相談やアンケートの回答で最も多い悩みの一つが売買タイミングの問題です。
これが上手くできるようになれば、株価上昇時だけではなく株価の下落時にも慌てることなく対応することができます。
しかし、投資初心者の場合、株価が高い時に株を購入し、その後下落に転じると含み損が一気に膨らむという売買傾向が高くなります。
これは誰もが通る間違った投資、売買タイミングなのですが、それに気付く人は少なく、同じ間違いを繰り返してしまう人のほうが多いようです。
その理由として、
2. 投資の心理学を学んでいない
3. 自分なりの勝ちパターンを見つけていない
があり、これが間違った売買を続けてしまう原因です。
投資で勝つため、勝ち続けるために重要なことは市況やニュースなど話題のテーマを追いかけることではなく、自分の運用法を作ることです。
しかし、投資で勝てない人は、頭では私の内容を理解していても、いざ実践すると株価材料で判断してしまいます。
すべての人が閲覧できるような媒体で投資の判断をしてしまうデメリットは、情報に振り回された売買をしてしまうこと。
自分の勝ちパターン、運用ノウハウが確立できないまま彷徨い続けることです。
このような無意味かつ根拠のない投資は、もう終わりにすべきではないでしょうか?
株式投資は数字と頭でする資産運用ですが、感情が優先されると株で勝つことは難しくなります。
そのため、まずは投資の知識を学び、株価を投資判断にすると勝てないということを理解していきましょう。
経験を積み、自分なりの勝ちパターンを確立する
その次の投資の心理学ですが、こちらも基本的には知識を学ぶことで良いのですが、やはり実際に体験してみることで理解度が一気に進むでしょう。
さらに経験を積んでいくと、自分なりの勝ちパターンが見つかっていくようになります。
私の場合であれば、成長株や小売業への投資ですね。
ブログでは2009年から実績を公開しており、年度ごとに資産は増え続けていますが、この期間中、やっている投資法は一貫しています。
株式投資は、投資スタイルをタイミングに合わせて変更させるのではなく、自分の勝ちパターンを見つけ、コツコツ続けることで資産を拡大させていきます。(執筆者:坂本 彰)