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マンション新築・中古物件を購入を両方経験して
私は最初に購入したマンションは新築でしたが、2回目に購入したマンションは築3年の中古物件でした。
ほぼ同条件の新築マンションと比較し、400万円の価格差が決定打になり、中古マンションを選択しました。
購入したマンションの部屋の設備、内装もほぼ新築同様でした。
その時の経験をもとにお話しさせていただきます。
中古物件のメリットとは

現物をあらゆる角度からチェックできる点が大きなメリットです。
購入する部屋だけでなく、建物全体を確認出来ます。
新築マンションでは未知数部分の住民の暮らし状況を実際に確認出来ます。
マンションは「管理」を買えと言われています。
マンションは居住している住民全員で建物全体を維持管理していきます。
日常生活のルール(ゴミ出し、駐車場、駐輪場)を決めて共同生活しないと快適な暮らしはできません。
上記の状況をみれば、そのマンションの管理の良し悪しが把握できます。
居住者から生の声を聞け、確認できる
居住している住民から徹底した聞き取り調査をしましょう。
実際に暮らしている人から生の情報収集をしましょう。
上下、両隣の騒音が意外とするとか、日常生活のルールを守らない住民が多く住んでいる等、購入する予定の部屋の両隣、上層階にトラブル住民が住んでいないかどうか等、住民トラブルが原因で引っ越しのため、売り出しをかけている可能性があります。
上記の点は新築マンションを購入するとなかなか確認できないポイントです。
極端な話ですが、実際新築マンションは両隣、上下の部屋にどんな住民が入居するのかは住んでみないとわかりません。
新築マンションは、建物が完成する前に販売されるのがほとんどです。
モデルルームのみを見学して購入するケースもあります。

実際に住んでみると、隣地に大木があり、上層階は問題ないが、1、2階部分は日当たり悪かった為に住み替えを余儀なくされたケースもあります。
多額の資金を投入して購入するので優良資産になるかどうかの分かれ目ですので念入りに確認できる点は中古マンションの大きなメリットです。
どうしても最初は新築に目がいきがちです。
中古マンションも上記のようなメリットがあることを、優良資産になるマンション選びの参考にしていただければ幸いです。
次回は自身の身の丈(年収)に合ったマンションの選び方をテーマに解説します。(執筆者:中井 泰男)