確定拠出年金の普及やマイナス金利の導入など、最近ますます投資の関心度は高くなっています。
私が投資を始めた15年前と比べると、今は定期預金のメリットがほとんどなく、今後も利回りが増える可能性は少なそうです。
そのため、リスク資産への投資を始めることがスタンダードになっていくと思います。
目次
始めることがそもそもハードルに
実際、娘も今年からジュニアNISAをスタートさせました。
私が子供の頃は定期預金の利息が唯一の利殖法でしたが、娘は配当金と株主優待、キャピタルゲインが利息に変わる利殖法になりそうで、時代の流れを痛感します。
高配当株なら5%を超えている株もありますし、株主優待なども併せると、定期預金では味わえなかった満足感があるでしょう。
また、上手く運用できれば定期預金とは別次元の資産増加スピードになりますが、投資をしたことがない人にとって、投資のハードルは高いと感じるようです。
そもそも投資は専門用語が多いことや、証券会社で口座を開くことが一つのハードルとなります。
さらに、その後実際に投資を始めると、お金を失うという今まで体感したことのない恐怖が、ハードルをさらに高めています。
しかし、リスクをリスクと捉えるか、チャンスと捉えるかで、ハードルの高さは変化していきます。
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ハードルを低くするために投資スタイルを考える
ハードルを低くする方法として、まず最初に「投資先と投資スタイル」を決めてしまうことです。
投資がわかりにくい理由ですが、投資対象、投資先、また投資法や運用法も星の数ほどあり、どれが最適か、最短な方法か初心者にはわからないのです。
そして、どの投資対象、投資法でも勝っている人と負けている人がいるため、何時まで経っても半信半疑で決断が下せないのです。
それにプラスして混乱を増幅させているのが、市場の動向や市況についてコメントしている意見が人により、日によりバラバラです。
ある時は買いムードだったものが、次の日には一気にムードが悪化したかと思えば、また次の日には再度回復といったことが度々起こり、いつ始めたら良いのか判断に迷うのです。
まるでジャムを買いに来たら、数百種類あるようなものです。
値段も毎日変わって、いつ買えばいいのか迷います。 これが投資をわかりにくくさせている要因ですが、まずは、苺ジャムなら苺ジャムのみから選ぶように、投資対象を絞り込まなければいけません
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私が日本株一本で投資をしている理由
ちなみに私が日本株一本で投資をしている理由ですが、これは投資対象の業種や業績、将来予測などが比較的わかりやすいからです。
日本株以外の海外株であれば業績予想や業界のイメージが掴みにくいですし、FXやオプションなどは予測が当たる確率が低くなります。
投資信託はリターンが悪いため対象にしていません、そんな経緯から最終的に自分の得意な日本株を投資対象にしました。
日本は1990年以降、景気が低迷している期間や暗い話題も多いですが、成長株は存在していますし、割安度の高い株もたくさんあります。
また優良銘柄をきちんと選べばリターンも出せるため、日本株への投資を続けています。
実際、2010年は株式資産が529万円でしたが、2015年末には5,492万円までに増えました。
株式投資はきちんと実践すれば儲けることができます。(執筆者:坂本 彰)