かつて、年会費2000円で還元率2%の高還元を実現していた「リクルートカードプラス」がありました。しかし、2016年3月に新規募集が停止され、新たにカードを持つことはできません。
高還元率を重視するクレカユーザーには逆風のご時世でしたが、2016年6月より、アプラスから「アプラスアクシスカードプラス」がデビューしたのです。
今回は、そんな「アクシスカードプラス」を紹介します。


目次
アプラスアクシスカードプラスの概要

還元率は最大で2%!
アプラスアクシスカードプラス最大の特徴は、使い方次第で還元率が最大で2%になることです。
では、どのような使い方をすれば還元率が2%になるか、以下で説明します。
【アプラスアクシスカードプラスのポイント還元率の仕組み】
「アプラスアクシスカードプラス」は、前年度のカードショッピング合計利用金額に応じて、翌年1年間のポイント還元率が決まるクレジットカードです。
適用されるステージに応じてポイント還元率が決定し、以下のように設定されています。

ちなみに、入会初年度はブロンズステージからのスタートとなりますので、ブロンズステージ以上にアップするのは少なくとも翌年を待たなければなりません。
プラチナステージにアップするためには?
アプラスアクシスカードプラスには、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのステージがあります。
現実的な選択としては、シルバーもしくはゴールドを狙っていくのがいいでしょうが、それでしたら無条件で還元率1.2%の「リクルートカード」や、リボ払いを条件に還元率1.5%の「DCカードJizile」を選んだ方が確実です。
アプラスアクシスカードプラスを持つからには、プラチナステージを目指すべきでしょうが、プラチナステージに達するためには年間のショッピング利用額が200万円以上なければなりません。
1か月あたり17万円弱を使ってやっと到達する金額ですが、ここではプラチナステージにアップするためにやっておきたいことを紹介します。
家賃はクレジットカード払い
生活費の中で大きなウェイトを占めるのが「家賃」です。
アパートやマンション住まいの方で、家賃をクレジットカード払いできる方は、迷わずにクレジットカード払いしましょう。
アプラスアクシスカードプラスは、VISA、マスター、JCBブランドが用意されていますので、クレカ払いに対応している仲介業者などであればほぼOKです。
1か月の家賃を7万円程度と見積もれば、これだけで17万円の3分の1以上は賄えます。
その他の支払いも極力カード払いで
家賃以外の支払いも、極力カード払いを心がけましょう。
携帯代、公共料金(電気、ガス、水道、NHK)はもちろんのこと、税金の類もnanacoへアプラスアクシスカードプラスからチャージをして、チャージ分のポイント(1%~)をゲットした上で、セブンイレブンなどから納付するようにしましょう。
幹事を積極的に引き受けよう
独力ではなかなか月平均17万円に達しないのであれば、他の人の力も借りましょう。
歓迎会や忘年会がある会社にお勤めの方でしたら、積極的に幹事を引き受けましょう。
仮に1人5000円の会費で20人参加すれば、1回の飲み会で10万円をクレジットカード決済できることとなります。
飲み会以外でも、多くの人が集まるイベントの支払いを積極的に引き受けましょう。
ただしその際には、クレジットカード払いできるお店をチョイスすることを忘れないでください。
いかがでしょうか。
アプラスアクシスカードプラスは、200万円以上使わないと還元率が2%にならないカードですが、挑戦する価値はあります。(執筆者:角野 達仁)