一生に一度の晴れ舞台である「結婚式」。こぢんまりとやるにしろ盛大にやるにしろ、満足のいく式をつくりあげたいものです。
ただ、その時に気になるのが「お金」。潤沢な資金があればいいのですが、予算に上限があるのであれば、「お金をかけるべきところ」を精査していかなければなりません。
みんなはどこにお金をかけているのでしょうか?
一番お金がかかるのは、やっぱり料理
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結婚式にはどれくらいのお金がかかるのか、そして何にお金を使っているのかを、まずは、
ゼクシィの統計からみていきましょう。
2016年にゼクシィがまとめたデータによれば、結婚式にかかる費用はおよそ360万円。
そのなかで、「料理」が占める割合は、実に30パーセントを超えています。123万円程度の費用が料理にかかっているわけです。
これは、2位に位置する「衣装代(約67万円)」を大きく突き放す数字です。
予算が乏しい場合、料理のグレードを下げようかなと考える人もいるでしょう。上記の数字はだいたい68名分の数字です。
たとえばここで、1人あたり5000円ほどランクの低い料理にした場合、一気に34万円が浮きます。その分を、演出やドレスに回したいと考える人もいるでしょう。
しかしこれ、本当に「賢い選択」なのでしょうか?
結婚式は「人をもてなすもの」という意識を持って
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オズモールが、実際に結婚式を挙げた人に「どこにお金をかけたか」と聞いたアンケートがあります。
そのアンケートで、過半数を占めて圧倒的な1位になったのは、「人をもてなすためのもの」。たとえば、料理などです。
また、参列者の方に持って帰っていただく引き出物にお金をかける、という人も多くみられました。
結婚式の主役は花嫁さんだと言われていますが、花嫁さんは主役であるのと同時にホステスでもあります。
そこに集まってくれた人にお披露目をし、満足して帰っていただくのも大事な役割。料理や引き出物をけちったお式というのは、悪い意味で人の記憶に残ってしまいます。
このため、ここにお金をかけることはごく順当なことだと言えるでしょう。
なかには、「おいしいレストランを選ぶために、ミシュランで星をとっているところを、半年前から押さえていた」という人も。
料理がおいしくなかった、あるいは引き出物をけちるということは、あなたのことをお祝いしてくれようとする人たちに対してとても失礼です。
もちろん予算の都合はありますが、できるだけ料理や引き出物にはお金をかけましょう。
「良い結婚式だった」という周りの人からの評価は、今後もずっと続いていくからです。(執筆者:鍋谷 萌子)