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1万9,000円台の値固めに成功した日経平均
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足元の企業業績も比較的好調で、日本経済のファンダメンタルズは決して悪い状態ではありません。それにも関わらず、賃金の伸び率はいまひとつ。
東証一部に上場する、主力企業は別として、中小企業ではいまだに、賃金上昇の恩恵を受けられずにいます。
「失った所得は、株で取り戻す」今の時代、このような考え方も必要かもしれません。
ここからは、初心者にも投資しやすい、小額で購入できる高配当銘柄の代表格について確認していきたいと思います。
株の敷居はそれほど高くない
投資初心者であれば、どうしても株の敷居は高く感じられるでしょう。その一番の理由は資金面。
実際に、誰もが知っている有名企業の株であっても小額から購入できます。
また銀行の預金金利では考えられないほどの利回りを確保できる銘柄も存在します。
ここからは、割安、高配当銘柄の代表格について確認していきましょう。
2万円出せばみずほFGの株主になれる
他にも優良割安銘柄が眠っています。
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1. みずほFG(8411)
割安優良銘柄の代表格といえば、みずほFG(8411)です。国内在住の方であれば、もはや説明は必要ないかもしれません。
日本を代表する金融機関、メガバンクの一角です。直近は190円程度での推移が続いており、利回りも4%弱確保できます。最低購入単元は100株から。
つまり、2万円程度の支払いでみずほFGの株主になれる訳です。初心者にも馴染みがあり、安心感を持って投資できる銘柄のひとつと言えるでしょう。
2. 双日(2768)
総合商社の雄、双日(2768)もおすすめです。
現状の株価から算出した利回りは約3.4%。今期の業績予想も増収増益を見込んでおり、企業業績を好感した買いが集まる可能性があります。
10万円以下から買える高配当銘柄
金融株や商社株には高配当銘柄が多いと言えるでしょう。
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3. りそなホールディングス(8308)
5万円程度で購入できます。利回りも3.6%ほど確保できます。
株価の位置どころを見ても、年初来安値圏で推移しているので、エントリーするには良いタイミングかもしれません。
4. 丸紅(8002)
7万円程度で購入でき、利回りも3%以上確保できます。
株主優待が人気で利回りが3%越え
5. 日本ハウスホールディングス(1873)
6. スカパーJSATホールディングス(9312)
最低購入金額も10万円以下で株を購入できます。ちなみに、日本ハウスホールディングスの株主優待は、1,000株以上の株式保有者が対象なので、その点はご留意下さい。
このように、誰もが知る企業の株も安く買うことが出来るのです。失った所得は株式の利回りで確保する。このような感覚も必要かもしれません。(執筆者:徳田 陽太)