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そろそろ衣替えですね
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衣替えをしたあとの夏物衣類、そのまま衣装ケースにしまい込んでいませんか?
お気に入りの洋服を来年もキレイに着られるよう、正しい方法で夏物を収納しましょう。
夏物アイテムを保管するときに、チェックしておくポイントをご紹介します。
1. 「しまい洗い」をして夏の汚れを落としきる
夏物衣類は、汗や皮脂汚れがついていることが多いもの。
汚れを落としきれないまま保管してしまうと、来年取り出すころには黄ばんでしまい、使い物にならなくなることもあります。
そのため、保管前に「しまい洗い」をすることをおすすめします。
「しまい洗い」とは
着用後に一度洗っている洋服も含めて、夏物衣類を全て洗いなおすことです。
一見キレイに見える洋服でも、脇や襟元などは汚れがしみこんでいて、一度家庭用の洗濯機で一度洗っただけでは十分に汚れが落ちていない場合が多いのです。
「しまい洗い」をすることで、保管中の洋服の劣化を防ぐことができます。
気になる部分はあらかじめシミ抜きをしておいたり、酵素系漂白剤を使って洗濯しておいたりすると、より安心できますよ。
「しまい洗い」にはコインランドリーが便利
「しまい洗い」が必要だとわかっていても、家族全員分の夏物を全て再度洗いなおすのは結構な手間がかかります。
家庭用洗濯機の場合は、一度では洗いきれなかったり、干す場所が足りなかったりということもあるでしょう。
そこでおすすめなのが、コインランドリーを活用する方法です。
大型の洗濯機が複数あるため一度に洗濯を終わらせられる上、ガス式のパワフルな乾燥により、衣類をしっかりと乾かしてくれます。
高温殺菌乾燥によって、ダニが死滅するというメリットもありますよ。
必殺技. 「しまい洗い」が面倒な人はクリーニングを利用しよう
「しまい洗い」をする気力や時間がないという方は、クリーニングを活用しましょう。
宅配クリーニング
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薄い夏物のクリーニングを安くあげる方法として、宅配クリーニングの詰め放題サービスを利用するという手があります。
小野寺ドライクリーニングでは、57.5×34.5×14cmの袋に入るだけの服をつめこんで、5,980円でクリーニングをしてくれます。(全国対応)
枚数が無制限なので夏の薄物にぴったりですし、自宅から送れるので手間もかかりません。
「保管場所がない」、「保管の手間を省きたい」という方は、次の夏までクリーニングした衣類を保管してくれるサービスを利用するのもおすすめです。
2. 洗濯後はしっかり乾燥させる
「しまい洗い」が終わったら、洋服はしっかり乾燥させましょう。少しでも水分が残っていると、カビの温床になる可能性があります。
衣類にできるだけ湿気が含まれないよう、可能であればよく晴れた日に衣替えを行うと良いですね。保管場所に除湿剤を使うのも効果的です。
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3. 収納は8割を目指す
夏物は薄物が多いこともあり、つい衣装ケースなどにギュウギュウに洋服をつめこんでしまいがちですが、これはNGです。
通気性が悪くなって変色を起こす可能性があるだけでなく、型崩れやシワの原因にもなります。
引き出しやクローゼットの中は余裕を持って、8割程度の収納を目指しましょう。
そして虫食いを防ぐため、防虫剤は欠かせません。
防虫剤の成分は上から下に広がるため、衣装ケースや引き出しに洋服を収納する場合は、衣類の上に置くのが効果的です。
4. 定期的な換気を心がける
というわけではありません。定期的に空気を入れ替えて、湿気がこもらないようにしましょう。
理想を言えば毎週、最低でも月に1回は、保管場所を開けて換気をするように心がけてくださいね。
衣替えのひと手間で来年もキレイな洋服を着よう!
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筆者には、夏の終わりにバーゲンセールで少し大きめの子ども服を買いこみ、「これで来年の夏服も大丈夫」と思っていたら、翌年には大量の黄ばみが発生していたという残念な経験があります。
洋服を保管中にダメにしてしまわないためにも、衣替えのときのひと手間が大切です。
「しまい洗い」、「しっかり乾燥」、「8割収納」、「定期的な換気」を心がけて、お気に入りの洋服を来年までキレイに保ちましょう!(執筆者:青海 光)
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