男女を問わず独身の人の多くが「金銭感覚がしっかりしていて貯蓄額も多い人と結婚したい」と思うでしょう。
けれども、実はそのような人は単なるケチである可能性も。
そんな人と結婚したらストレスフルな結婚生活が待っているかもしれません。
今回はお金と密接な関係がある元銀行員が実際に見た3つのケースから、独断と偏見でその見分け方をお伝えします。
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目次
1) 1円単位の出費にも神経をとがらせる人
1円単位の出費にも神経をとがらせる人との結婚生活はストレスがたまります。
そういう人は家計を全て自分で握りたがり、細かい出費にもことごとく目くじらを立てる傾向が強いからです。
また、「木を見て森を見ず」で案外大きな出費に無頓着な傾向も。
ふだんは高額の買い物に慣れていないせいか、車や家などの購入で急に気が大きくなり、高額のローンを組んであとで後悔する人もいたりしますので要注意です。
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見分けるポイント
そのような人を見分けるポイントの一つは「ATM手数料に対する考え方」です。
手数料が有料のATMを繰り返し利用するのは問題ですが、やむを得ない理由で手数料有料のATMを使うことを嫌がるあまり、必要なお金を引き出さず人付き合いまで悪くなるといった極端な場合は単なるケチです。
こういう人はATMの使い方にまで干渉してきますので、できれば最初からお付き合いしない方が無難です。
2) 融通が利かずお金の使い方にもこだわりが強い人
融通が利かずこだわりの強い人は、一度ためると決めれば計画的にお金をためることができる一方で、お金の使い方に独特なポリシーを持っている人も多いです。
例えば、パートナーがお金をかけている部分が自分にとって必要な出費ではないと判断した場合、パートナーのお金の使い方に細かく干渉します。
いくらパートナーにとって必要な出費であると説明しても絶対に認めないのです。
その結果、パートナーがストレスから浪費に走って家計費が足りなくなり、離婚に至ったという、笑えないケースを身近で見たことがあります。
ただ、パートナーがこのタイプとほぼ同じ金銭感覚を持っている場合は、案外問題なく結婚生活を維持できるケースが多いようです。
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見分けるポイント
お金の使い方にこだわりの強い人は、決まった日課や手順などのルーティンを判で押したように守る人が多いです。
そのルーティンが何かの原因で少しでも崩れると、驚くほどうろたえたり不機嫌になったりします。
おそらくお金の使い方に関しても同じで、自分と違う使い方をする人を容認できない狭量さがあると思われます。
3) 身勝手でお金に汚い人
最後に、絶対に結婚してはいけない「身勝手でお金に汚い人」についてお話しします。
一見地味で真面目。貯蓄も多い人が多いのですが、飲み会などで会費の金額や料理に難癖をつけるなど、ところどころでお金に汚い本性が出ます。
また、たまったお金を他者のために使いたがらず、結婚するとパートナーや子どもに十分な生活費や小遣いを渡さない恐れもあります。
筆者が知る最もひどいケースでは、妻の収入や貯蓄を搾取しながら自分はお金をためて浮気、妻が切迫早産で仕事を辞めたとたんに離婚届けをつきつけた夫がいました。そんな人物につかまったら大変です。
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見分けるポイント
そんな身勝手な人物を避けるための判断ポイントは、「相手によって態度が違うかどうか」です。
身勝手な人物は損得勘定でものを考えるため、自分にとってメリットがある人には大変親切な一方で、それ以外の人には露骨に不愛想な場合が多いです。
また、外面が良く、同情を引いて相手を引きつけるテクニックに長けた人も多いので、少しでも違和感を覚えたら距離を置くことをおすすめします。
ケチな人に人生を振り回されないために自分の直感を信じよう
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倹約家を通り越したケチはどこにでもいます。また、ここでご紹介した他にも多種多様なケチがいます。
ただ、金銭感覚は人によって違いますので、実は自分とかけ離れた金銭感覚を持つ人こそが最も結婚生活に適さない人物と言えるのかもしれません。
そこで、まずは金銭感覚の面で覚えた違和感から目を背けず、いったん相手と距離を置きましょう。
そして相手をよく観察し、やはりおかしいと思ったら完全に離れる事をおすすめします。(執筆者:大岩 楓)
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