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毎月絶対出て行く固定費
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その中でも住居費は、多くのご家庭で大きな金額を占めているのではないでしょうか。
持ち家ならば、住宅ローンを見直すことで削減も可能でしょうが、賃貸で節約となると引越し…しかないとあきらめてはいけません。
今回は現在お住まいの住宅家賃を減額する方法をお教えしましょう。
ココだけの話ですが…
筆者は実際、賃貸マンションの家賃から5,000円を2回、合計1万円減らすことに成功しています。大きいです、年間12万の節約です。
さらに、エアコンは2回、サッシも我が家だけ二重サッシに変えてもらってます。もちろん、クレーマーではありません。
交渉前に3つのチェック
交渉前に、ちょっと振り返ってみてください。
1. 毎月の家賃は滞りなくきちんと支払っていますか?
2. 通路など共用スペースを塞ぐ、ゴミの分別をしないなど、大家さんや他の住人に迷惑をかけていいませんか?
3. 例えば上の階から水漏れなど建物に不具合が起こったとき、大家さんや管理会社からの依頼には気持ちよく協力していますか?
家賃交渉をするならば、社会生活をする上で基本となる決まりはきちんと守っていること、トラブルを起こしていないなどは大前提です。
空き部屋がでたら、チャンス到来!
では質問です。
空室があったら、チャンスです。
家賃交渉できるか調べてみましょう。
ほとんどの賃貸物件は不動産業者を介して募集をかけており、その物件がいくらで貸し出されるかは、賃貸情報サイトで簡単に検索できます。
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同じ条件の部屋なのに、自分の部屋より家賃が安かったら、交渉開始!
管理会社に連絡です。ここでのポイントは
と、経験から思われます。
お願いしたいあなたにしても渋りたい大家さんにしても、管理会社というプロがワンクッション入ってくれるほうが、お互い言いやすく納得できる解決策を的確に下してくれるでしょう。
「下げて当たり前」的な高飛車な態度はいけません
管理会社にありのまま、自分はいくら払っていていくらで募集がかかっているということを言ってOK。
あなたがよい住人であればあるほど、大家さんも管理会社も、空室のリスクより家賃を下げても住み続けて欲しいわけです。
居住期間が長ければさらにあなたへの信頼度は高まる上に、物件自体の相場価格も借りた当初より下がっていることから交渉が成功する確率は高まるでしょう。
また、交渉する時期も人の移動が多く入居が見込める1月~3月は避け、引越しシーズンが落ち着く7月以降の方がおすすめです。
但し契約書に「家賃の増減は行わない」と記載されているような場合は、家賃減額は難しいです。
キーパーソンは、大家さんに加えて管理会社も
筆者の場合、エアコンや二重サッシなどの設備改善についても、こちらからは一切変えて欲しいとは言ってません。
・ある程度築年数が建っている物件であり、今後のためにも新しい付加価値が必要であったこと
・管理会社が住宅建築なども行う不動産会社だったため、工事への知識があり、段取りがつけやすかった
ということがあったかもしれません。
物件を管理している会社とは、家賃交渉だけでなく設備の不具合などでも、折衝を行う場面が多くあるでしょう。
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人柄も大切
媚びる必要はありませんが、無愛想や横柄な態度はNGです。
家主さんも含めてそこに暮らす人がお互いに気持ちよく暮らしてこそ、「快適な我が家」に結びつくのかもしれません。(執筆者:吉田 りょう)