世界各国の料理で人気の高いものの一つがイタリアンですね。
パスタやピザなど、日本の家庭でも広く親しまれているメニューは数多くあり、外食するとき店を選ぶ際にも、味がハズれることは少ないので、チョイスされることが多いのでしょうか。
今回は、みんなが大好きイタリアンが株主優待で楽しめるお店をご紹介したいと思います。
以下の株価他データは、11/24(金)終値時点でのYahoo!ファイナンスより引用しております。

目次
1. パスタメニューが充実! ジョリーパスタ
「ジョリーパスタ」は、全国に230店舗以上を展開する、パスタメニューを主としたイタリアンレストランチェーンです。
パスタだけでも、トマトソース、クリームソース、和風などといったカテゴリー別に、合計30種類以上のメニューがそろっており、どれにしようか決めるのにも目移りしてしまいます。
子供向けメニューもありますので、家族連れには適したお店といえますね。
この「ジョリーパスタ」を運営している企業が「ジョリーパスタ(9899)」で、株主優待を実施しており、保有株数に応じて店舗で利用できる株主優待券を進呈しています。
また、こちらの企業は、牛丼チェーンの「すき家」、回転寿司チェーンの「はま寿司」などを運営する「ゼンショーホールディングス(7550)」の傘下なのです。
ですから、ゼンショーホールディングスの株主優待でいただける優待券が、このジョリーパスタでも利用できます。
逆に、ジョリーパスタの株主優待券も、ゼンショーホールディングス運営の各ブランドで利用可能ですので、使い勝手が良い株主優待といえます。
ジョリーパスタ(9899)

・ 最低購入金額 16万1,800円(100株)
・ PER 35.84 PBR 4.11
・ 権利確定月 3月末・9月末
・ 配当 10.00円/年
・ 配当利回り 0.62%
株主優待
【株主優待券】(年2回)
100株以上 1千円分
500株以上 5千円分
1,000株以上 1万円分
ゼンショーホールディングス(7550)

・ 最低購入金額 18万4,700円(100株)
・ PER 28.35 PBR 3.85
・ 権利確定月 3月末・9月末
・ 配当 18.00円/年
・ 配当利回り 0.97%
株主優待
【優待券】(年2回)
100株以上 1千円分の食事券 (500円券2枚)
300株以上 3千円分の食事券 (500円券6枚)
500株以上 6千円分の食事券 (500円券12枚)
1,000株以上 1万2千円分の食事券 (500円券24枚)
5,000株以上 3万円分の食事券 (500円券60枚)
2. トラットリアで気取らずイタリアン! カプリチョーザ
「カプリチョーザ」は、北は北海道から南は沖縄県まで、全国に100店舗以上展開する、トラットリア(大衆食堂)タイプのイタリアンレストランです。
赤いチェックのクロスがひかれたテーブルで、大皿を皆でとりわけながらワイワイと食事する、といったイメージが強いお店ですが、一人で食事するのももちろんアリです。
私がお邪魔した新宿ワシントンホテル店では、パスタを一皿注文すると、サラダ・ピザ・ドリンク・フライドポテトが食べ放題、といったランチメニューを行っており、金額も千円とリーズナブルにイタリアンを満喫することができました。
店舗によって金額や実施内容が異なるようですので、ご興味のある方、お近くのカプリチョーザをチェックしてみては?

カプリチョーザのブランドを傘下に収めるのが「WDI(3068)」で、このほかにも「ウルフギャングステーキハウス」、「ハードロックカフェ」「エッグスンシングス」など、海外から上陸した話題のブランドを持っている企業です。
WDIでは株主優待を実施しており、保有株数に応じて自社グループの国内店舗で利用できる優待券及び割引カードを進呈しています。
WDI(3068)

・ 最低購入金額 15万500円(100株)
・ PER 79.42 PBR 4.13
・ 権利確定月 3月末
・ 配当 12.00円/年
・ 配当利回り 0.80%
株主優待
【優待券】
100株以上 3千円
500株以上 2万円
1,000株以上 3万円
2,000株以上 4万円
3,000株以上 5万円
5,000株以上 6万円
【100株以上】
自社グループの国内店舗(直営店のみ)で利用可能な20%割引カード
3. ビュッフェも! 飲み会も! SALVATORE CUOMO(サルバトーレクオモ)
「SALVATORE CUOMO(サルバトーレクオモ)」は、国内70店舗以上のほか、韓国やフィリピンにも進出するイタリアンレストランです。
都心部や地方のショッピングモールに店舗を多く構えているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
とくにピザに定評があり、店舗内の薪窯で焼き上げられた本場のナポリピザを楽しむことができます。
また、実施している店舗に限りますが、ランチタイムのビュッフェが充実しており、メインのピザやパスタが数種類と、その他サラダバー、カレーライス、スープバー、唐揚げ・ポテトなどのサイドメニューなど豊富なメニューがそろっています。
おいしく、かつ、がっつりエネルギーをチャージしたい、という要望にはピッタリのお店です。
店舗によっては制限時間を選べるサービスもあり、最短45分・千円以内でランチビュッフェを楽しめるお店もありますので、よりリーズナブルに利用できますね。
「サルバトーレクオモ」を運営するのが「ワイズテーブルコーポレーション(2798)」で、「サルバトーレクオモ」の他、高級レストラン「XEX」等を展開しています。
「ワイズテーブルコーポレーション」では株主優待を実施しており、100株以上保有の株主に対し、優待券を進呈しています。
無配なのが気になりますが、年間で1万円の食事券がいただけるのは、なかなか使いでがありそうですね。
ワイズテーブルコーポレーション(2798)

・ 最低購入金額 27万7,400円(100株)
・ PER 77.70 PBR 5.15
・ 権利確定月 2月末・8月末
・ 配当 0.00円/年
・ 配当利回り 0.00%
株主優待
【優待券】
100株以上 株主優待券(千円分 × 5枚)
※店舗での利用・ギフトとの引換えのいずれかより選択
上記に加え、3年以上継続保有(2月末)
100株以上 「XEX MEMBERS CLUB」会員証
※自社及び自社グループ会社運営の店舗で提示により、会計料金の10%を割引(ウエディングでの利用は除く)
さいごに
上記以外のイタリアンの有名チェーンといえば、「サイゼリア」ですが、こちらの企業の株主優待は食事券ではなく、イタリア直輸入の食品です。

100株保有の場合、これまで乾麺やオリーブオイルなどが進呈されており、家庭でバル気分を味わうことができますね。
株価その他の情報は変更される可能性があります。ご確認のうえ、投資は自己責任でお願いします。(執筆者:吉井 裕子)