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節分の恵方巻
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節分が終わると何かと話題になる、恵方巻の廃棄問題。
あれだけ廃棄して、利益は出るのでしょうか?
廃棄分の上乗せ利益が気になるところです。
もっと味わえる方法が他にある
恵方巻の「無言で一気に」食べるのが、食べた気がせずに、もったいなく思います。
私にとって巻き寿司はごちそうの部類に入ります。ですから、ちゃんと味わいたいのです。
1本丸ごとかじりつくのではなく、普通に切り分けられた巻き寿司を、会話しながら、味わって食べたほうがおいしいのは、私だけでしょうか。
お金持ちに共通する習慣
昔テレビ番組で、お金持ちに共通する習慣として、「伝統行事を大切にする」というのがあり、中でも特に節分を大事にすると紹介されていました。
その番組以降、節分は豆まきだけだった私も、「儀式をちゃんとやろう」と思い、恵方巻の儀式もやってみました。
しかしながら、恵方巻の儀式をしたのは2回だけで、それ以降は再び豆まきしかしていません。。
自分の習慣として根付きませんでした。それはお医者さんの一言が耳に残っているからです。
ちゃんと味わいなさい!
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私は以前タバコを吸っていましたし、コーヒーは1日10杯ほど飲んでいました。
味付けも、ご飯のおかずになるほどの濃いめが好きでした。あまり褒められた生活習慣ではありません。
健康診断を受けた際、肥満関係、特に血中コレステロール・中性脂肪の数値がよくなかったのですが、検査後の問診で、
「素材の味がわかるように、薄い味付けにしてよく味わいなさい」
「何を食べても一緒じゃダメだ」
とかなりズケズケと言われました。タバコに関しても「味わって、感謝して吸いなさい」と指摘されました。
タバコもコーヒーも習慣化して、惰性で吸ったり飲んだりしている部分もあったので、コーヒーは1日5杯程度に、タバコは、度重なる増税も手伝って完全に止めることができました。
お金に感謝できる使い方をしましょう
私は職業柄、ミリオネア(お金持ち)本をよく読みます。
どの本もたいていは
という意味のことが書かれています。
この「感謝する」は、なかなか難しく、内容や量・質と値段とのバランスによって、同じものを買っても、その時々で感謝できる・できないが、変わってきます。
味と価格
私は普段はインスタントコーヒーを飲み(ポットに入れて持ち歩き)、コーヒースタンドや缶コーヒーは利用しません。
しかし喫茶店でブルーマウンテンなどのコーヒーは飲みます。
インスタントコーヒーに比べて、味と価格が見合っているか、いないかを考えます。
状況と価格
コーヒースタンドや缶コーヒーであっても、誰かと楽しいひと時を過ごせたなら、とても価値のあるものです。
先日も、コーヒースタンドで、楽しい会話の、時間と場所を提供していただきました。
しかも、一緒にいた方に、私が無意識でしている癖も指摘していただきました。
その癖は、相手によっては不快な思いをさせてしまう仕草でしたので、指摘していただいた方には、とても感謝しております。
価値観は状況で変化する
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コーヒー1杯の値段で、「たのしさ・気づき」という利益をもたらしてくれました。
これが、1人でコーヒーをのんでいたらどうでしょう?
人の価値観は状況によって変わるので、常に感謝してお金を使うのは難しいのです。
感謝を習慣化するには
感謝を習慣化させるには、自分の価値観を知る必要があります。
その方法は
ことでできます。
支出に「感謝」
レシートを見て、その日の支出を振り返ります。
「こんな楽しいひと時を過ごせた」
「こんな知識を得ることができた」
自分の価値観と比べて、安いと感じるようお金の使い方をすると支出に感謝するできます。
感謝できない支出=ムダ
レシートの中に、自分が感謝できない支出があれば、
という事なので、買わないような対策を練ります。
「もったいない」と思うという事は、その出費に感謝できていないという事です。
私は、ピーナッツ・アイスクリーム・あん&マーガリンのパンを、食べ始めると止まらないたちで、買いだめすると必要以上に食べ過ぎてしまいます。
買ったときは「安く買えた」と喜んでいても、消費した後には、過剰摂取と、結局は余計な買い物にしてしまった罪悪感に苛まれます。
感謝と後悔を繰り返し作る「my買い物ルール」
「安くても買いだめしない」など、毎日レシートを見て、感謝と後悔を繰り返し、少しずつ自分の買い物のルールを作っています。
お金に感謝できる買い物を増やし、後悔するような買い物を減らせば、最高の節約です。
冷静に決める「感謝」or「後悔」
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レシートを見て感謝するのは、ある程度時間をおいて、冷静さを取り戻してからにしましょう。
クレジットカードなどの買い物は、月の明細をみて、
「後悔している」
を判断してください。
自分なりの「お金に感謝できる使い方」をマスターしましょう。(執筆者:田島 稔之)