雑貨を販売している印象の強い100円ショップですが、実は新書やクイズ本など、バラエティ豊かな書籍も購入できます。
1冊100円という超低価格でありながら、その実力はなかなかのものです。
筆者が見つけたオススメ書籍をご紹介します。
目次
お金をためるなら、どっち?

このようなクイズが出され、どちらの選択肢を選んだ方がお金がたまりやすいのかを解説している本です。
お金が貯まる考え方や生活習慣、働き方や保険活用など、お金をためるために意識するべきことが約160ページにわたって書かれています。
「やってはいけないお金の習慣(著者:荻原博子)」や「「なぜかお金が貯まる人」がやっていること(著者:田口智隆)」といった有名書籍を参考文献として書かれた本のため、内容も読みごたえがあります。
マネー系の雑誌や書籍が、一般的には500円以上の値段で売られていることを考えると、この100円本のコストパフォーマンスはとても高いと感じました。
貯蓄や節約に興味がある方であれば、100円以上の価値を十分に感じられるのではないでしょうか。
アドラー心理学 もう悩まない!人間関係を楽にするコツ

「嫌われる勇気(著者:岸見一郎、古賀史健)」で一躍有名になった、アルフレッド・アドラーの心理学を用いて、対人関係のコツを紹介する本です。
小見出しやイラスト、表が多用されていて、とても読みやすい体裁になっています。
こちらも160ページほどなので、「嫌われる勇気」はボリュームがありすぎて手が出なかった」という方にも、気軽に手に取っていただけるのではないでしょうか。
筆者はアドラー心理学が好きで、関連書籍も多く読んできましたが、この100円本はエッセンスをうまくピックアップしていると思います。
タイトル通り、人間関係に悩みを抱えている方にはもちろん、アドラー心理学に興味があるという方にもおすすめできる一冊です。
大人の脳トレ

ダイソーの書籍で特に充実しているのが、クイズやゲームなどのパズル本です。
脳を活性化させるために作られた、脳トレ本も販売されています。
ナンプレや謎解き、図形探しなど、「観察力」、「計算力」、「創造力」、「認識力」、「分析力」をバランス良く鍛えられる問題が77問そろっています。
筆者も空き時間に挑戦してみましたが、答えがわかったときの爽快感がすばらしく、仕事や育児の合間のリフレッシュになりました。
1冊持っておくと、移動時間や病院の待ち時間など、スキマ時間に楽しく脳トレができますよ。
ナンプレ

タテヨコの各9列、3 × 3の各9ブロックに1~9の数字を重複しないように入れていくナンプレ。
数独とも呼ばれ、世界選手権が実施されるほどファンの多い数字パズルです。
ダイソーでは、ナンプレの本が多数販売されています。
初級編から上級編までそろっていて、解放テクニックも紹介されているので、自分で腕を上げていくことができます。
筆者の父はナンプレが好きで、以前は本屋で定期的にナンプレの雑誌を購入していましたが、ダイソーで売られていることを知ってからは、「これで十分楽しめる」と100円本を買い込んでいました。
ナンプレファンはもちろん、暇つぶしできるものが欲しいという方は、ぜひダイソーで筆記用具も一緒に買って、挑戦してみてください!
懸賞まちがいさがしマガジン

ダイソーでは懸賞付きのパズル誌が刊行されています。
問題の答えを書いてはがきを送ると、炊飯器やオーブンレンジといった豪華賞品があたる懸賞に参加でき、全問正解なら3万円をもらえるチャンスもあります。
100円懸賞マガジンにはナンプレやクロスワードもありますが、このまちがいさがしなら親子で取り組めます。
懸賞商品にはニンテンドー2DSなど子どもが喜ぶオモチャもあり、楽しく遊べるだけでなく懸賞のワクワク感も味わえ、とてもお得な一冊です。
一般的な懸賞雑誌は400円ほどしますから、4分の1の値段で気軽に購入できるのはうれしいですね。
「安くて軽い」のが100円本の大きなメリット!

いずれの書籍もソフトカバーで軽量なので、「暇な時間ができたら読もう」とカバンに放り込んでおいても邪魔になりません。
空き時間はスマートフォンを見てダラダラ時間をつぶしがち、という方も、100円本を一冊持っておくとスキマ時間の有効活用になりますよ。
なおダイソーの書籍は、店舗によって品ぞろえが大きく異なります。
店頭在庫のみとなっている本も多いので、気になる一冊を見つけたら、迷わずその場で買っておくのをおすすめします。
わずか100円で生活に役立つ知恵やエンタメが手に入る、ダイソーの100円本。ぜひ活用してみてくださいね!(執筆者:青海 光)