個人間送金アプリのなかでも、割り勘に特化したアプリ・paymo(ペイモ)。
「割り勘アプリ」と呼ばれて話題になっていますが、いったい何が便利なのでしょうか?
今回はペイモのメリット・デメリットとあわせてご紹介します。
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目次
割り勘アプリ・paymo(ペイモ)とは
個人間送金アプリとは、銀行などを通さず送金したり受け取ったりという、個人間のお金のやり取りができるアプリのことです。
LINE PayやKyashなどが有名ですが、利用者が急上昇しているペイモは割り勘に特化しています。
ペイモの基本的な使い方は次の3ステップなので、とてもシンプルです。
2. 相手が支払ったらアプリ内のMy残高にお金がたまっていく
3. たまったお金は次回の支払い時に使ったり、銀行口座に引き出すことができる
ペイモでお金のやり取りをするには、相手もペイモをダウンロードする必要があります。
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ペイモのメリット
スムーズに集金でき、お金のトラブルが減る
飲み会で幹事をすると、集金に手間がかかったり、おつりがぴったりなかったり、集金漏れがあったりしてトラブルやストレスに悩まされます。
しかし、ペイモを使えば集金手続きそのものが楽になり、請求忘れもなくなります。
幹事以外もクレカ払いでき、ポイントがたまる
ペイモは請求された金額をクレジットカードで支払うことができます。
今までは幹事だけがクレカ払いでポイントをためることができましたが、割り勘にした金額もクレカ払いでき、ポイントをこつこつためることができるんです。
なお、ペイモで使えるカードはVISAとMasterCardで、クレジットカードのほかにプリペイドカードやデビットカードも使用できます。
きっちり割り勘でなくてもOK
請求する金額は任意で入力できるため、1円単位まできっちり割り勘にする必要はありません。
「飲み会の席でアルコールを頼んでなかったから」、「先に帰ったから」などの理由で割り勘金額に傾斜をつけたい場合にも対応できます。
ペイモのデメリット
一方、ペイモにはデメリットもあります。
レシートが必要
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ペイモで参加者にお金を請求する際、必ず必要となるのがレシートです。
レシートは店名、日付が分かるもので、発行から1か月以内であることが条件となっています。
手書きのメモなどはNGで、条件を満たしていないと再提出を求められたり、取引自体がキャンセルになることがあります。
1か月以上前のレシートは使えないため、ペイモを使って割り勘をするなら早めに請求しないといけません。
My残高は1年で消滅する恐れがある
ペイモを利用して送金してもらったお金は、ペイモ内のMy残高にたまっていきます。
しかし、受け取ってから1年以上利用せず置いておくと消滅する場合があります。
送金してもらったお金は1年以内にペイモでのやり取りに使うか出金手続きを行うようにし、長い間放置しないよう注意が必要です。
出金手数料200円がかかる
ペイモでの請求・支払い手続きの利用料は無料ですが、My残高にたまったお金を銀行口座に出金したいときは、200円の手数料がかかります。
頻繁に出金すると手数料がかさむので、ペイモ内で別の支払い時に使えそうなら置いておいてもいいでしょう。
一度使い始めるとしばらくは使い続けることになりそうです。
まとめ
ペイモは飲み会やランチ会で割り勘にしたいとき、集金をスムーズに行うことができるアプリです。
お金のトラブルやストレスをなくし、参加者全員がクレカ払いできるのでポイントをためられるというメリットがあります。
一方、デメリットや注意点を押さえたうえで使うことが重要です。
幹事をすることが多い人にとっては役立つアプリなので、ぜひチェックしてみてください。(執筆者:垣内 結以)