掃除・洗濯・ご飯作りと、どれほどやっても終わらない日々の家事。
特に共働きだったり、小さな子どもがいたりすると、「ちゃんと家事をしたいと思っているけれど、時間も気力もない」ということが多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、クラウド家事代行サービスを使って、「家事を少しだけ手伝ってもらう」という方法です。
例えば、汚れの気になる水回りだけ掃除をして欲しい、リビングを片づけて欲しいといった要望に合わせて、自分の代わりに家事をしてもらうことができます。
目次
家事代行サービス「CaSy」とは?
筆者は現在、必要なときだけ単発で、水回りの掃除を家事代行にお願いしています。
利用しているのは、CaSyというクラウド家事代行サービスです。

家事代行サービスを提供している会社は多数ありますが、筆者がCaSyを愛用している一番の理由は、その料金の安さにあります。
家事代行サービスは、毎週や毎月など定期利用を前提としているものが多く、「必要なときだけ」というスポット利用の設定がそもそもなかったり、あってもとても高額だったりと、気軽に利用しにくいものでした。
その点CaSyなら、スポット利用でも1時間あたり2,500円で依頼ができます。
入会金や年会費も不要なので、スポット利用での最低金額は、
です。
週1回の定期利用であれば、1時間あたり2,190円と安くなります。
家事代行の相場は、1時間あたり3,000円程度と言われていますから、とてもリーズナブルですね。
CaSyの利用のしかた

CaSyを利用するのはとても簡単です。
ホームページから会員登録をして必要事項を入力したら、あとは希望のコースと日時で申し込みをするだけです。
全てインターネットで完了するので、電話をしたり、書類を送付したりする必要もありません。
基本的には希望日2日前の18時までに、会員ページから依頼をします。
ただしスタッフの空きがあれば、追加料金を支払うことで実施3時間前まで直前申し込みが可能です。
サービス前々日の18時までのキャンセルの場合、キャンセル料はかかりませんが、18時以降は全額負担になるので注意が必要です。
スタッフが確定するとメールが来て、事前に名前と顔写真を見ることができます。
時間になったらスタッフが家に来てくれるので、どこを掃除して欲しいのか、どの道具を使えば良いのかといった説明をして、掃除をしてもらいます。
掃除の開始時と終了時だけ在宅していれば、掃除中は外出してもかまいません。
最後に掃除の仕上がりを確認し、会員ページからスタッフの評価を入力して完了です。
CaSyで必要なもの
CaSyでは掃除道具を自分で用意する必要があります。
といっても特別なものは必要なく、普段家で使っているクレンザーや雑巾などがあれば大丈夫です。
用意しておきたいものは、CaSyのホームページにも掲載されています。

100円ショップで手に入るものばかりなので、事前に備えておくと良いですね。
水回りの掃除をお願いするときは、メラミンスポンジもあると便利なようですよ。
CaSyのお掃除でどれだけキレイになる?
では、CaSyでどのくらいキレイにしてもらえるのか、わが家を例にご紹介します。
なお筆者は前述した通り、2か月に1回程度のスポット利用で、キッチン・トイレ・洗面所・お風呂の水回り4か所を、2時間でお掃除してもらっています。
キッチン


前日に揚げ物をしたせいでコンロは全体的に汚れていましたが、すっきりキレイになりました。
油はねが気になっていた壁もしっかりとみがいてもらいました。


シンクも、排水口の生ごみを捨ててぬめりをとり、新しいネットに取りかえてもらいました。
排水溝の掃除は、しなくてはと思いつつも手が出にくい場所なので、とてもありがたいです。
トイレ


水アカやトイレ奥のほこりなどが気になっていましたが、床も含めて清潔に拭きあげていただきました。
洗面所


排水口にたまっていた髪の毛を捨ててもらい、洗面台についた汚れも落としてもらいました。
洗濯機置き場にたまりがちな汚れもキレイになりました。
風呂場


こちらも排水口にたまっていた髪の毛を除去して、新しいネットを取り付けてもらいました。
こちらから細かいリクエストはあまりしないのですが、いつも浴槽と洗い場だけでなく、天井や風呂イスまでみがいてもらえるので、気分がすっきりします。
CaSyを利用した感想は?
筆者はCaSyを利用し始めて1年ほどたちますが、とても気に入っています。
毎回来ていただくスタッフの方は違いますが、皆さん時間通りにいつも来てくださいますし、掃除もていねいで、仕上がりにも満足しています。
筆者は掃除が嫌いな方ではありませんが、排水口や洗濯機置き場の清掃など、少し手間がかかる部分はつい「見ないフリ」をしたくなります。


CaSyでは、毎回そういった場所を中心に掃除してもらっているので、掃除をしなくてはというプレッシャーから解放されるのがうれしいですね。
注意しておきたいのは、CaSyは「家事代行」サービスであって、専門のクリーニングサービスではありません。
専門の溶剤や道具を使って清掃するわけではないので、あくまでも「自分ができる範囲を代わりにやってもらえる」サービスだということを理解して利用しましょう。
CaSyでは料理代行もお願いできます
筆者は掃除をお願いしていますが、CaSyには料理代行サービスもあります。
こちらも同じく1時間2,190円からとお手頃価格で、食事の下ごしらえや作り置きなどをお願いできます。
特に共働きの場合、帰宅後の短い時間で、家族に温かい手料理をふるまうのは大変な労力がいるものです。
カット済みの野菜や、すぐに食べられる作り置き食材が1つでもあれば、料理の準備がとても楽になります。
必要なときだけ、低価格で掃除や料理といった家事代行をお願いできるCaSy。
忙しくて家事に手が回らないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。(執筆者:青海 光)